科目名 小児看護学概論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 西原 みゆき、浅岡 裕子、柴 邦代

テーマ
小児看護の対象である小児期の子どもの成長・発達、養育について学ぶとともに、小児と家族を取りまく社会環境や子育てにおける課題などを様々な視点から理解し、小児看護学の特徴と役割を理解する。

科目のねらい
<キーワード>
小児看護学の特徴と役割   小児各期の成長と発達
子どもと家族の守られるべき権利  小児と家族を取り巻く社会環境と子育てにおける課題
健康な子どもの養育

<内容の要約>
小児看護の対象となる小児期の発達段階の特徴、小児の健康を維持するための仕組みについて理解する。特に、小児と家族を取り巻く社会の歴史的背景や支援体制の変遷を知り、小児の健康を育むための環境や援助の視点、さらにはその課題についても広く理解する。また、小児の成長・発達、養育の方法について理解するとともに、子どもと家族の権利を尊重した関わりなど、小児看護学の特徴と役割について学習する。

<学習目標>
小児を取り巻く社会と環境について理解し、小児看護の特徴と役割について述べることができる。
小児期の成長・発達について理解することができる。
健康な小児を養育するための方法を理解することができる。
健康な幼児期の小児に対する遊びを考え、実施することができる。
子どもと家族の権利を尊重した関わりについて理解することができる。

授業のながれ
小児看護学の特徴と理念
小児看護において守られるべき子どもの権利
小児の健康を育むための保健・医療・福祉に関わる社会制度
小児の成長と発達
小児期の身体的発達
小児期の精神的発達
小児期の社会的発達
健康な子どもの養育と看護:新生児・乳児期
健康な子どもの養育と看護:幼児前期
健康な子どもの養育と看護:幼児後期
健康な子どもの養育と看護:学童期・思春期
小児の成長・発達における評価
小児と家族を取りまく社会(統計を含む)
健康な子どもの養育と看護:事故防止
健康な子どもの養育と看護:遊びの援助の実際(絵本の読み聞かせなど)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・授業前に予習をして講義に臨み、授業後は必ず復習をしてください。 ・授業内容に関する疑問については積極的に質問するなど、正しい理解に努めてください。 ・授業に出席したら、必ずリアクションペーパーを提出してください。 ・授業中は私語や途中の入室や退席、その他、授業とは関連のない作業など、他の学生や教員が授業に集中することを妨げるような行為を慎んでください。・

事前事後 学習内容 時間数
事前 シラバスや授業内容の予告に合わせ、テキストの該当部分を事前に読み、予習する 7.5
事後 講義内容やグループワークを振り返り、指示された課題を実施する 14
事後 試験に向けての整理・学習 3

本科目の関連科目
看護学概論 看護倫理 人間の形態と機能T・U 社会福祉学 家族社会学 心理学 母性看護学概論 疾病論(小児系) 小児看護方法論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 80%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他  0%
定期試験を主たる成績評価の方法としますが、講義ごとに行う課題や小テスト、その他のグループワークなどへの参加状況も加味して最終的な成績評価とします。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>奈良間美穂・丸光惠・堀妙子 他 <テキスト名>系統看護学講座 専門分野U 小児看護学[1] 小児看護学概論 小児臨床看護総論 第15版 <出版社>医学書院



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