科目名 | 日本史 |
---|
単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
---|---|---|---|
2 | 2 | 前期開講 | 部 淑子 |
テーマ |
---|
日本の歴史にみる国家・社会と人々のくらし |
科目のねらい |
---|
<キーワード> 国家と社会 日本人のくらし 世界のなかの日本 歴史のとらえ方 <内容の要約> 現在の国家や社会が形成されてきた過程を理解することは、現在を生きる日本人として、現代、さらに将来の国家・社会について考えるための土台である。歴史を学ぶことは、過去の個別事象を暗記することではなく、国際関係や経済状況、その時代に生きた人々などとの関連性を意識しながら各時代の国家・社会のあり様を理解することである。この講義では、とくに歴史の転換期とその転換のあり方や意味を明確にすることに重点を置き、国家・社会に対する考え方を歴史を学ぶことを通して提示する。 <学習目標> 現代の国家や社会の歴史的背景を理解することができる。 歴史の大きな流れをつかむことができる。 国家・社会に対する考え方を身につけることができる。 歴史資料の活用方法を知ることができる。 |
授業のながれ |
---|
オリエンテーション(講義の進め方・評価の方法などの説明)、原始:日本列島の成立と日本人の登場 古代:国家の成立と東アジア世界 古代:律令国家の成立と展開 古代から中世:律令制の変容と武家政権の成立 中世:中世の社会と経済 中世から近世:一揆・戦国大名・統一政権 近世:幕藩制国家の成立 近世:産業・経済の発展と人々のくらし 近世:近世社会の変質と改革政治 近世から近代:明治維新と文明開化 近代:明治〜昭和初期の政治と経済(1) 近代:明治〜昭和初期の政治と経済(2) 近代:近代日本の国際関係 近代:近代社会の成立 まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
---|
○テキストは指定せず、各授業時に配布する資料を中心に講義を進めるので、授業に出席しノートを作成することが単位取得には不可欠である。 ○時間数の関係もあり、歴史的な事実について詳細に触れることは不可能なので、一般書などを利用して予習・復習をすることが望ましい。 参考となる書籍:高校の日本史教科書(『詳説日本史B』山川出版社など) 『新もういちど読む山川日本史』(山川出版社)、『大系日本の歴史』(小学館)、『ジュニア新書日本の歴史』(岩波書店) など ○歴史の学習は「暗記」ではない。この講義を通して歴史のとらえ方を理解してもらいたい。 ○受講者の理解度などに応じて、講義の進度などを変更・調整することがある。また、講義時間以外での主体的な取組を促すため課題などを出すことも考えている。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
---|---|---|
事前 | 当該時期の概略をつかみ、基本的な歴史用語などを調べる。 | 12 |
事後 | 講義内容と資料を見直し、ノートを再整理するとともに、理解が不十分だった箇所を補う。 | 30 |
事後 | 定期試験の準備 | 8 |
事後 | 社会の出来事に興味・関心を持ち、その歴史的背景を調べ、考察を加える。 | 5 |
本科目の関連科目 |
---|
社会福祉発達史T・U |
成績評価の方法 |
---|
|
||||||
受講状況などによって、事前課題、小テストやレポートの実施も検討する。その内容によっては評価のウェイトが変化する場合がある。 「その他」には、受講態度などを含む。 |
テキスト |
---|
□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
(C) Copyright 2024 Nihon Fukushi University. all rights reserved. |
本ホームページからの転載を禁じます。 |
![]() |