科目名 | 経営学 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 1 | 後期開講 | 菊池 遼 |
テーマ |
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変化の激しい時代における組織やリーダーシップのあり方を考えていく。 |
科目のねらい |
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<キーワード> リーダーシップ 多様性 イノベーション 組織デザイン VUCA時代 <内容の要約> この授業では経営学の中でも組織論の分野を中心に取り扱っていく。おそらく多くの人が何らかの組織に所属していると考えられるが、組織を経営(マネジメント)するためにはどのような知識およびスキルが必要だと考えるだろうか。 バーナードは組織が成り立つために必要な3つの要素について、「伝達(コミュニケーションを取って意見が言えること)」、「貢献意欲(お互いが協力し合う意思があること)」「共通目的(共通の目的を持っていること)」としている。 組織を経営するには、それぞれの階層のマネージャーがリーダーシップを取り、円滑なコミュニケーションを取りながら、部下(個人)のモチベーションを高め、組織のビジョン・ミッションを実現させることが求められる。それに加えて、マネージャーは自らの組織内部のことを考えれればいいというわけではなく、外部環境なども視野に入れなければならない。個人→集団→組織→組織間関係→社会状況(外部環境)というレイヤーがある。組織を円滑に経営するには、組織内部のマネジメントを良くすればいいというわけではなく、社会状況を踏まえた意思決定が求められるのである。 このように経営学の基礎的な理論の話を押さえていくことはもちろんのこと、経営学でも世界的にトレンドになっている話も取り扱っていく。とくに近年は社会の変化が目まぐるしく、社会の不確実性が高まっている(VUCA時代)。そのような時代においては、いかに多様性を確保し、常に社会の変化に対応しながら柔軟に組織も変化し、イノベーションを起こせるかが鍵になっている。また、このような変化を起こすためにも、いかに組織の中でもボトムアップで意見を吸い上げていくかが重要になっている。 変化が激しい時代を生き抜いていくためのヒントを教え、実社会においても活躍できる人材を育てることを目標としている。 <学習目標> 組織で人と人との関係を意識したリーダーシップを発揮することができる。 環境・社会状況に柔軟に対応でき、組織経営の意思決定をとることができる。 組織において多種多様な人々がいることを理解し、円滑なコミュニケーションをることができる。 |
授業のながれ |
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ガイダンス、組織とは何か 組織のビジョン・ミッション 組織の戦略 経営戦略 アントレプレナーシップ 官僚制・ミドルマネジメント 組織文化・組織デザイン 組織変革・組織学習 組織間関係・資源依存論 リーダーシップ 集団の意思決定・認知バイアス モチベーション・感情の理論 コンフリクト・心理的安全性 キャリア まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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毎回授業の最後にnfu.jpを通して課題の提出を求めます。課題を入力する時間を授業の最後に10-15分程度設けます。この時間を用いて講義や課題内容に対する質疑応答も受け付けます。さらに、授業で提出いただいた課題について、優秀なものについては、次回の授業の冒頭に紹介しながら振り返りを行います。課題については自分自身の考えをしっかり述べることとが求められます。とくに正解がある課題ではなく、自分自身の考えをしっかりと述べる真摯に取り組む姿勢を評価しています。授業内容と関係のないことを書いていない限り、間違った認識であったとしても0点ということにはなりません。この課題は授業の内容をしっかり踏まえないと回答できません。スライドに表示した内容や黒板に書かれた内容のみではなく、教員の発言でも大切なところは自らノートを取ってください。 授業中に分からないことがあればスマートフォンを使用して調べることについて、私の授業に限っては認めています。 合理的な配慮を必要とする場合には、初回の授業で申し出てください。 受講生の人数や希望によって一部授業計画を変更する可能性があります。理論的な講義というより、実際の社会に出て役立つ人材マネジメントの知識を教えていきます。また、授業中にはワークショップやグループワーク、リアルタイム投票機能なども積極的に取り入れていく予定です。 ※本授業は社会福祉学部開講科目「経営学」と合同開講となります。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 次回授業テーマの予習 | 15 |
事後 | 授業の復習 | 30 |
事後 | 期末レポートの執筆 | 5 |
本科目の関連科目 |
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経済学、スポーツビジネス、スポーツマネジメント |
成績評価の方法 |
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毎回の授業で出す課題の配点は1回につき5点(計14回・70点満点)となります。単位を取得するには授業の3分の2以上の出席が必要です。過去の傾向を見てみると、授業にしっかりと出席して、課題に真摯に取り組めば単位を取得しています。期末試験(レポート試験)の配点は30点です。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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