科目名 | 家庭科教育法 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 前期開講 | 横山 真智子 |
テーマ |
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家庭科教育の歴史的変遷を踏まえ、現在の家庭科教育の在り方を理解する。また、小学校家庭科 教育の内容、目標、評価について理解し、学習効果を上げるための指導方法を工夫した模擬授業を通して、児童一人一人を大切にした授業方法を身に付けることができる。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 家庭科の目標を達成し児童の興味・関心を考慮した指導案の作成 一人一人の児童を大切にした授業の構築 <内容の要約> 昭和22年から10年ごとに改定されてきた学習指導要領の内容をもとに、家庭科が時代背景とともにどのように変遷してきたかを考える。授業をつくる上で必要となる年間指導計画作成の手順を理解し、指導と評価のありかたについて考える。家庭科の目標、内容、指導方法、評価等についての理解を深め、指導案作成にむけての手順と配慮事項をもとに、ねらいを明確にした指導案を作成し、模擬授業を行う。そして、授業改善のための授業分析を行うことにより、授業力向上に向けて努力する教員としての資質を養う。 <学習目標> 家庭科教育の歴史的変遷を踏まえ、現在の家庭科教育の在り方を理解することができる 小学校家庭科教育の内容、目標、評価について理解し、学習効果を上げるための指導方法を工夫した模擬授業を通して、児童一人一人を大切にした授業方法を身に付けることができる 。 |
授業のながれ |
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ガイダンス 小学校家庭科教育の歴史と学習指導要領の変遷 学習指導要領の目標と指導内容 年間指導計画の作成の手順と作成 個を大切にした家庭科の授業と評価の在り方 学習指導の形態及び方法を工夫した指導の実際(衣・食に関するICT技術と電子教材を活用した授業の検討を含む) 衣生活の内容の基礎的・基本的技能の習得 衣生活の内容の基礎的・基本的技能の習得と製作 調理の基礎と技能の習得 家庭科の授業の題材構想と学習指導案作成の方法 学習指導案作成 模擬授業と授業観察・授業研究・討議 @(家庭生活の内容) 模擬授業と授業観察・授業研究・討議A(衣生活の内容) 模擬授業と授業観察・授業研究・討議 B(食生活の内容) 模擬授業と授業観察・授業研究・討議 C(消費生活と環境の内容) 授業研究を通してのまとめと作成した指導案の見直し及び修正 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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小学生の生活実態について関心をもち、日頃より新聞などの記事を読むなどして、授業実践する内容に関連する情報の収集に努める。学習指導要領解説家庭編をよく読み、教科のねらいを熟知して指導案作成を行うようにする。また学修したことを自分自身の生活で実践することが望ましい。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 学習指導要領解説の内容について、講義に関係するところを事前に読んでおく | 5 |
事後 | 毎回の講義内容について整理し、基礎的、基本的な知識と技能と生活との関わりについてまとめておく | 5 |
本科目の関連科目 |
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家庭科研究 |
成績評価の方法 |
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家庭科教育に関する基本的な内容が理解できること、小学校家庭科を指導する上で必要となる知識・技能が習得していることを基準とする。授業内でのレポート・課題として、授業内容に関連する小テストやレポート、学習指導案の作成を課す。また作成した指導案に基づく模擬授業についても評価の対象とする。その他は、被服実習の作品及び被服実習に関するレポートを対象とする。 |
テキスト |
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■テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>文部科学省 <テキスト名>小学校学習指導要領(平成29年告示)解説家庭編 <出版社>東洋館出版 <著者>- <テキスト名>新編 新しい家庭5・6(令和6年度版)※2024年4月中旬より販売開始 <出版社>東京書籍 |
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