科目名 | 図画工作教育法 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 後期開講 | 松下 明生 |
テーマ |
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小学校学習指導要領「図画工作」に示される内容および全体構造を理解し、学習内容の指導法、評価の考え方など、授業を展開するために必要な基本的な知識と技能、ICT活用の意義や理論を理解して、学び続ける力にて教育の方法を獲得する。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 小学校学習指導要領「図画工作」 教職に関する科目 指導法に関する科目 美術 造形 <内容の要約> 小学校学習指導要領「図画工作」に示される内容および全体構造を理解し、授業を運営するために必要な知識と技能を習得する。そのため学習指導要領の理念や美術教育の歴史的変遷を的確に把握する。また指導案の作成、模擬授業の実践を通じ、小学校教育のなかで取り扱う図画工作の教材を考案及び教材の活用方法を習得し、情報通信技術の効果的活用にて。授業を展開するための実践的な力を身につける。特別支援の要する子どもへの支援や教育計画の作成についても学び習得する。 <学習目標> 小学校学習指導要領「図画工作」の目標と内容を正確に理解することができる。 「図画工作科」の授業を運営できるICT活用を含む実践的な指導力を身に付けることができる。 児童の造形活動の発達を理解しその指導と援助に必要な知識と技能を身に付けることができる。 児童が造形活動を行う上で必要な材料・道具に関するデジタルコンテンツ等を含む知識を整理・分析し体系的な理解を深めることができる。 |
授業のながれ |
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授業の概要と進め方(ICT活用と学習指導要領「図画工作」について) 学習指導要領「図画工作」の概要と平成30年改訂のポイント「発想や構想」「技能」 「鑑賞」「共通事項」と学校種間の連携(情報通信技術を活用する授業の組み立て方) 指導案の理解と作成@(「評価」について) 指導案の理解と作成A(模擬授業のための事例研究・情報通信技術及び教材の活用研究) 教材・題材の研究@ 模擬授業の指導案に基づく 教材・題材の研究A 模擬授業の指導案に基づく 教材・題材の研究B教師に寄る情報通信機器の活用と児童のICT活用を含む授業計画) 模擬授業の実践@ 低学年(幼小接続・1年生)「A表現」と「B鑑賞」 模擬授業の実践A 低学年(2年生)「A表現」と「B鑑賞」(児童のICT活用を含む) 模擬授業の実践B 中学年(3年生)「A表現」と「B鑑賞」( 児童のICT活用を含む) 模擬授業の実践C 中学年(4年生)「A表現」と「B鑑賞」(児童のICT活用を含む) 模擬授業の実践D 高学年(5年生)「A表現」と「B鑑賞」(児童のICT活用を含む ) 模擬授業の実践E 高学年(6年生)「A表現」と「B鑑賞」(児童のICT活用を含む) まとめ(デジタルコンテンツの活用と学び続ける力) |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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文部科学省のホームページより「小学校学習指導要領解説図画工作編」(文部科学省著)を各自ダウンロードしておくこと。指導案作り、模擬授業の実践に備え、テキストにある実践事例を研究しまとめる。模擬授業では、教師、生徒役に分かれ実践を行うので、積極的な参加を求める。 小学校「図画工作科」では、鑑賞による学習が重視されてきている。将来小学校教師となった場合に、鑑賞教育の場として活用できる身近な美術館・博物館など社会資本の存在に留意し、そこにおける展示品などについての事前学習を深めることが期待される。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 講義資料の準備と資料内容についての予習 | 5 |
事後 | 毎時間の講義の復習 | 25 |
事後 | 課題図書の購読と課題レポートの作成 | 20 |
本科目の関連科目 |
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造形専門研究T、造形専門研究U |
成績評価の方法 |
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教科研究における指導案作成や模擬授業の準備と模擬授業の実践を評価の軸とする。講義への積極的な参加姿勢と授業毎でのレポート課題などを課する場合もある。 |
テキスト |
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■テキストを使用する □レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>山口善雄、佐藤昌彦、奥村高明 <テキスト名>小学校図画工作科教育法 <出版社>建帛社 |
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