科目名 | ジェンダー論 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 1 | 後期開講 | 赤石 憲昭 |
テーマ |
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ジェンダーの視点から人間と社会を考える |
科目のねらい |
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<キーワード> ジェンダー LGBTQ+ 男女共同参画 <内容の要約> 人間は、家族、学校、職場など、日常生活の様々な局面で男と女に区分され、そのように扱われて生きています。しかし、このように極めて当たり前だと思っていることも、一歩立ち止まって「それは一体なぜなのだろう?」と考えてみると、そこに様々な問題が潜んでいることがわかります。みなさんのこれまでの人生では、もしかするとあまり意識されてこなかったかもしれませんが、世界経済フォーラムの調査(2019年発表)では、日本における男女平等の度合いは調査国153ヵ国中121位で、男女の不平等が著しい国とされています。この問題を解明する鍵となるのが「ジェンダー」という概念です。「ジェンダー」に関する基本的な知識を学習することにより、われわれ自身のあり方、「人間とは何か」を問い直し、このような男女格差をなくし、各々が「自分らしく生きる」ためにはどうしたらよいのかを考えます。 授業は、レジュメを用いた講義形式で行い、適宜、参考資料および映像資料を用います。また、授業時に受講票にコメント記入をしてもらい、次の回の冒頭でそれをもとにした復習も行います。 <学習目標> 「ジェンダー」に関する基本的な考え方と知識を身につけることができる 「ジェンダー」の観点から、福祉や教育の基礎となる人間の尊厳に配慮した人間理解を身につけることができる 「ジェンダー」の理解を応用して、「人間」と「社会」について多面的に考える力を身につけることができる |
授業のながれ |
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第1回 オリエンテーション:「ジェンダー」とは? 第2回 ジェンダー論の歴史:「ジェンダー」概念はいかに獲得されたのか? 第3回 セクシュアリティとジェンダー(1):性の多様性とは? 第4回 セクシュアリティとジェンダー(2):性の多様性をどう捉えるべきか? 第5回 学校におけるジェンダー(1):隠れたカリキュラム 第6回 学校におけるジェンダー(2):キャンパス・ハラスメント 第7回 家族・恋人とジェンダー:DVはなぜ起こるのか?デートレイプとは? 第8回 結婚とジェンダー:なぜ「婚活」が問題となるのか? 第9回 労働とジェンダー:女性は働きやすくなったのか? 第10回 育児とジェンダー:「三歳児神話」は真話か? 第11回 男性学とジェンダー:では、男性は生きやすいのか? 第12回 貧困とジェンダー:一人親が抱える問題とは? 第13回 社会福祉とジェンダー:介護は誰が担うのか? 第14回 社会とジェンダー:人間らしく生きるための社会のあり方とは? 第15回 まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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本授業で主題とする「ジェンダー」の問題は、われわれ「人間」のありとあらゆる場面で関わっているものです。この「ジェンダー」の問題が自分自身および現代社会のあり方とどう結びついているのかをつねに考えながら学習してください。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 該当する内容について、参考図書やインターネット等を用いて調べる。 | 10 |
事後 | 授業に内容について、レジュメを中心に復習を行う。 | 20 |
本科目の関連科目 |
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思春期のセクシャリティ、市民社会の諸問題(現代基礎教養I)、家族社会学 |
成績評価の方法 |
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毎回の小課題(30点)+期末試験(70点)の合計100点満点のうち60点以上を合格とします。授業内に毎回、授業内容に関わるコメント記入をしてもらい、用紙8割程度の記入を満点の目安とします。期末試験では、ジェンダーに関する基本的な知識と考え方習得できているかを確認します。授業中の私語等の迷惑行為については、平常点から適宜減点します。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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