科目名 | 特別活動方法論A |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 前期開講 | 藤井 啓之 |
テーマ |
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教育実践の事実をていねいに読み解きながら、少年期の子どもの生活とその中で生まれる考え方を理解するとともに、教科外活動の指導を通して、それらにどう働きかけていくのかに関する思想と方法について考察する。また、特別活動の指導ができるよう文化活動としてレクの指導も取り入れる予定。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 主として初等教育段階の生徒の発達課題について理解できる。 教科外活動で子どもと学級にどのような力を育てるのかを理解できる。 行事を教育的に意味のあるものにするための考え方と方法について理解できる。 教科外活動における対話の意義と教師と子どもの対話の在り方ついて理解できる。 教科外活動を子どもたちが自治的に運営できるように育てる方法について理解できる。 <内容の要約> 生きづらさを抱えて生きている子どもたちの現状を知るとともに、彼・彼女らのトラブルを媒介としながら、自治的・共同的にそれぞれの自由と発達を支え支え合っていけるようにするために、教師が基本的にどのような知識や考えを持つべきなのか、そのうえで、教科外活動においてどのような指導をすれば良いのかについて考える。 <学習目標> これまでの少年期の考え方と、現代の少年期の在り様について、その背景も含めて理解することができる。 現実の中で子どもたちが抱え込んでいる困難を教師がどうとらえて、どのように関わって、国難を克服しようとしているのかを理解することができる。 教師の指導について、理論的に意味づけることができる。 教科外教育の教育実践の分析をすることができる。 教科外教育における指導の在り方についての自分なりの考え方を持ち、人に説明することができる。 |
授業のながれ |
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授業の概要と導入 子どもの発達段階と教育課題についての理解 実践記録とは何か。実践記録をどう読むか 文化活動の指導(1) 文化活動の指導(2) 小学校低学年の実践(1) 小学校低学年の実践(2) 小学校中学年の実践(1) 小学校中学年の実践(2) 小学校高学年の実践(1) 小学校高学年の実践(2) 中学校の実践(1) 中学校の実践(2) 特別支援学級・学校の実践(1) 特別支援学級・学校の実践(2) |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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・グループを作って実践記録の検討のための柱を考えてもらい、担当回のときに議論をまとめてもらいます。担当順番とは関係なく、4回目の授業までに討論したいことを文章で提出してもらいます。 ・毎回授業の感想を書いてもらいます。また実践記録ごとに一度事前感想も出してもらいます。これらも評価対象です。 ・授業では討論を多く取り入れるため、授業の出席を重視します。欠席が多いと評価は大きく下がります。 ・本科目は全体を通じて合計60時間の事前・事後学習が必要です。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 実践記録の事前学習と感想のアップ | 30 |
事後 | 授業後の感想 | 10 |
事後 | レポート作成等 | 20 |
本科目の関連科目 |
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生徒・進路指導論 |
成績評価の方法 |
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最終授業内で提出するレポート60% 事前事後感想40% |
テキスト |
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■テキストを使用する □レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>竹内常一、小渕朝男 <テキスト名>生活指導と学級集団づくり 小学校 <出版社>高文研 |
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