科目名 プログラミング演習U

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 大場 和久

テーマ
事象を順序立てて整理し,考えをプログラムという形にまとめる訓練である.そのために,コンピュータを基礎から知るために必須の言語 「C 言語」の基礎を学習する.

科目のねらい
<キーワード>
C言語  プログラミング
ポインタ  関数
ファイルの入出力

<内容の要約>
プログラミング演習Iで履修したC言語の文法事項の知識をもとに,ポインタやファイルの入出力といったC言語の特徴的な文法事項について学習し,これらを用いたプログラミングの演習を行う.

<学習目標>
ポインタを用いた基本的なC言語プログラミングができる.
関数の間でポインタの受け渡しをするプログラミングができる.
ファイルの入出力をするプログラミングができる.
構造体のプログラミングができる.

授業のながれ
プログラミングの基礎の復習1
プログラミングの基礎の復習1
プログラミングの基礎の復習2
プログラミングの基礎の復習2
アルゴリズムとフローチャート
ポインタの基礎
アルゴリズムとフローチャート
ポインタの基礎
ポインタと関数
ポインタと関数
ポインタのまとめ
ポインタのまとめ
復習問題
復習問題
ファイル処理
ファイル処理
アルゴリズムとフローチャート
ファイル処理
ファイル処理
ファイル処理
構造体
構造体
アルゴリズムとフローチャート
構造体
構造体
構造体
アルゴリズムとフローチャート
復習問題
復習問題
復習問題

準備学習の内容・学ぶ上での注意
<必要な技術>  演習ではCUIを使用するので,情報処理演習で学習するLinuxの基礎的なコマンドが使用でき,パスの概念を理解し,EMACSを使いこなせることが必要である.コマンドを覚えきれていないうちは「情報処理演習」で使用するテキストを持ってくること.また,タイピング能力も必要なので,時間のあるときにタイピングの練習をすること. <自宅での学習について>  自宅で課題を行う際には,パソコン(MacもしくはLinux)が必要となる.課題はたくさん出るので,自宅にパソコンのない人は空き時間に大学で行うこと. <課題提出について>  自分のパソコンでプログラムを書く場合,提出するサーバ上で動作確認を行うこと. <その他> ・2023年度はChatGPTで作成したと思われる課題が多数見受けられた.個人のパソコン上で動作してもサーバ上で動作するとは限らず,動作しない課題は未提出として取り扱った.本年度も同様の扱いとする. ・上記の「科目のながれ」は目安であり,理解度や進捗状況により変わる可能性がある. ・講義内容に関係しない私語厳禁.

事前事後 学習内容 時間数
事後 課題プログラム 50
事後 フローチャートと疑似言語の理解 30

本科目の関連科目
この科目の受講者は,プログラミング演習I,情報処理演習の学習を行っている必要がある.その他,データ構造とアルゴリズムなど,プログラミングが必要な科目全て.

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 80%
その他(講義内で行う小テストで22点満点としている.ボーナス課題の数によってトータル110点満点程度になる.) 20%
毎週の課題や復習問題が主な評価対象であり,全て提出していることが単位取得の前提である.講義内で行う小テストも評価する(20%部分).システム開発会社はユーザの環境で動作するシステムを導入しなければならない.「ユーザの環境で動作する」というシステム開発者にとっての基本姿勢を身につけるためにも,課題はオーソドクスなC言語(C99などではなく)で,提出する大学のサーバ上で最低限のコマンドで動作することを求める.また,別ファイルで提出すべきコードを自分の判断で1つにまとめたものは大きな減点となる.

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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