科目名 意思決定論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 矢田部 亨

テーマ
経済・経営における意思決定の基礎を学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
意思決定のメカニズム  ゲーム理論
日程計画法  線形計画法

<内容の要約>
現代社会では、多種多様の情報システムが急速に高度化し複雑化しているが、そのような情報化社会に生きるときに、情報と社会との関係についてより詳しく知ることは大学生にとっても重要なことである。本講義はその認識に立ち、社会の意思決定メカニズムを明らかにしていく。また、その意思決定の動きや結果がもたらす問題について取り上げ、これまでの社会がどのようにそれらに対応してきたかをゲーム理論を使って明らかにしていく。

<学習目標>
経済・経営における意思決定とは何かを学ぶことができる。
具体的な意思決定モデルにより問題解決能力を高めることができる。
社会、経済現象を数理モデル化し、考えていくことができる。

授業のながれ
意思決定とは
日程計画法(PERT)(1)ー日程計画法とはー
日程計画法(PERT)(2)ー作業表とネットワーク図ー
日程計画法(PERT)(3)ー最早開始時刻と最遅完了時刻ー
日程計画法(PERT)(4)ーPERT表を作成するー
線形計画法(1)ー数理モデル化を考えるー
線形計画法(2)ーグラフ法と代数法で解くー
線形計画法(3)ーExcelを使って線形計画法を解くー
線形計画法(4)ー様々なケースにおけるモデル化を実践するー
ゲーム理論(1)ーゲーム理論を扱う人々の意思決定ー
ゲーム理論(2)ー支配戦略とゲームの推測ー
ゲーム理論(3)ー囚人のジレンマ問題と社会現象ー
ゲーム理論(4)ー複数均衡のゲームー
ゲーム理論(5)ー不確実性を考慮して混合戦略を考えるー
ゲーム理論(6)ー混合戦略における意思決定メカニズムー

準備学習の内容・学ぶ上での注意
授業においては毎回の出席と積極的な姿勢が望まれる。授業中の私語、携帯電話・スマートフォンの使用、居眠り、教室からの無断退出を固く禁じる。携帯電話・スマートフォンは授業前に電源を切っておくこと。もし違反した場合は単位を認めないことがある。

事前事後 学習内容 時間数
事後 毎回の授業における専門用語の確認と意味を把握をする 2
事後 講義内で扱った練習問題を解き直す 8
事後 授業で提示された課題に取り組む 8
事後 全講義終了後の試験対策 6
事後 様々な社会問題をネットやニュースから読み取り、どのような意思決定メカニズムが働くか考える 8

本科目の関連科目
経済経営のための数学、ミクロ経済学

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 30%
その他  0%
講義内容について把握し、類題について考察できるかどうか。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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