科目名 基礎看護学実習U

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 藤田 佳子、小笠原 ゆかり、新美 綾子
西土 泉、寺尾 亮平、渡久地 麻衣子

テーマ
実際に病院に入院している対象者を1名受け持ち、科学的看護実践の基礎となる看護過程を展開する。

科目のねらい
<キーワード>
アセスメント    看護診断   
看護計画立案  看護介入
看護過程全体の評価

<内容の要約>
健康障害をもつ対象者の臨床の場や、身体的・心理的・社会的状況について、既存の知識と技術を用いてアセスメントし、対象に適した看護援助(計画・実践・評価)を実践し、看護過程を展開する基礎的能力を習得する。 比較的入院期間が長い患者を一名受け持ち、看護過程を展開する。また、カンファレンスにおける他の学生との意見交換を通して、患者の個別性に配慮した看護過程の展開に向けて学びを深める。

<学習目標>
臨地実習要項を参照
*
*
*
*

授業のながれ
臨地実習要項を参照

準備学習の内容・学ぶ上での注意
この実習では、学生1名に対して1名の患者を実習期間中継続して受け持ち、看護過程を展開します。実習前に行われる実習オリエンテーションも実習の一部ですので、必ず出席し内容を理解して実習に臨んでください。看護過程演習の内容をしっかり復習し、データベースに基づいて必要な情報が収集できるようにしましょう。収集した情報の分析には、人間の形態と機能、病理学、生化学、微生物学、疾病論、看護学等の知識が必要です。常にクリティカル・シンキングを心がけ、テキストや文献で知識を確認しながら論理的にアセスメントをしましょう。対象(受けもち患者)に実施する看護技術は対象にとって安全・安楽であるように、事前に十分練習してから実施しましょう。実習は5分の4以上の出席が必要になるため、自分自身の健康に留意するとともに感染管理を徹底してください。実習場所ではわからないことは必ず確認し、自分の思い込みによる行動や無責任な行動をしてはなりません。また、医療の現場である病院では、常に日本福祉大学看護学部学生としての品格ある態度・行動を心がけ、実習で知り得た情報は適切に管理し、情報漏えいなどがないように気をつけてください。

事前事後 学習内容 時間数
     

本科目の関連科目
看護学概論、看護倫理、看護技術演習TUVW、看護過程演習、看護倫理、基礎看護学実習T、人間の形態と機能TU、病理学、生化学、微生物学、疾病論、臨床薬理学、臨床検査学等

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他(実習評価表) 100%
実習要項にて示す実習評価表を用いて評価する。自宅で十分に学習し、指定された部分の記録を完成させて実習に臨むことは評価点に深く関係する。

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>T・ヘザー・ハードマン、上鶴重美 編集     <テキスト名>NANDA-I 看護診断 定義と分類 2021−2023 原書第12版 <出版社>医学書院
<著者>高木永子監修、市村久美子[ほか]執筆 <テキスト名>看護過程に沿った対症看護 第5版 病態生理と看護のポイント <出版社>学研メディカル秀潤社



(C) Copyright 2024 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。