科目名 看護倫理

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 1 前期開講 小笠原 ゆかり、藤田 佳子

テーマ
看護職者が備えるべき倫理的視点について、国際看護協会の倫理綱領を基盤に、先進医療・医療事故・災害時看護活動・日常看護活動・臨死期看護活動などを素材として検討する過程を通し、倫理的思考及び行動基盤を培う。

科目のねらい
<キーワード>
看護倫理  生命倫理
倫理的思考

<内容の要約>
看護職として倫理的に判断し、行動することできるために必要な看護倫理の基本的な考え方を学びます。具体的には、「看護の倫理原則」「看護実践における重要な倫理的概念」「看護職の倫理綱領」について、エピソードを交えながら説明します。さらに、看護や医療に関する倫理的なトピックスについて動画を視聴しディスカッションを行い、学びを深めます。

<学習目標>
看護倫理について基本的な考え方を説明することができる。
看護倫理の重要概念(アドボカシー・責務・協力・ケアリング)を説明できる。
看護・医療の実践場面から倫理的な視点で、自分の考えを述べることができる。
学習者自身の倫理的思考と行動基盤の基礎を培うことができる。

授業のながれ
倫理とはなにか
生命倫理とはなにか
性・生殖、死、先端医療をめぐる生命倫理
看護倫理とはなにか
看護職の倫理綱領
グループディスカッション@
グループディスカッションA
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
学生間の討議を円滑に進めるためにも、事前課題を各自が必ず行って授業に臨んでください。自分の考えや他の学生の考えなどを共有することが大切ですので、グループディスカッションでは積極的に意見を出しあってください。

事前事後 学習内容 時間数
事前 講義の内容に関連した項目について教科書などを用いて予習しておくこと 15
事後 講義で学習した内容について、復習しておくこと 15

本科目の関連科目
看護学概論、看護過程演習、看護技術演習T・U・V・W、基礎看護学実習T・U、看護管理概論T・U、各領域別等看護学実習

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 80%
授業内でのレポート・課題等 10%
その他(授業参加状況:受講態度・積極的発言・グループワーク参加状況・授業後意見書など) 10%
看護倫理の学習内容は、初めて学習することばかりの内容になります。遅刻・欠席をせず、講義は毎回しっかりと受講し、受講後は復習をしてください。また、講義後に課されるレポート課題は学習した内容をもとに課します。このレポートも評価対象になりますので、期日に間に合うように作成して提出してください。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>手島恵監修 <テキスト名>系統看護学講座 看護倫理 <出版社>医学書院
<著者>峰村淳子, 石塚睦子編著 <テキスト名>よくわかる看護職の倫理綱領 第3版 (プチナース) <出版社>照林社



(C) Copyright 2024 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。