科目名 ソーシャルワークの基盤と専門職T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 保正 友子、明星 智美、田中 和彦

テーマ
ソーシャルワークの基盤となる考え方とその形成過程、ソーシャルワークの価値規範と倫理について理解し、実践の基礎を形成する

科目のねらい
<キーワード>
ソーシャルワーク  ソーシャルワーク専門職のグローバル定義
社会福祉士及び介護福祉士法  精神保健福祉士法
価値規範と倫理

<内容の要約>
本科目は、日本におけるソーシャルワーク専門職である社会福祉士、精神保健福祉士の法的な根拠、定義、位置付けを理解することを目的とする。 さらには、社会福祉士・精神保健福祉士の実践の基盤としての「ソーシャルワーク」について、その形成過程、価値規範、倫理、ソーシャルワーク実践についての理解を深め、ソーシャルワーク実践の基盤となる思考、視点、そしてソーシャルワーク実践の言語化をしていくための基盤形成をめざす。

<学習目標>
社会福祉士及び精神保健福祉士の法的な位置づけについて理解し、説明することができる。
ソーシャルワークの基盤となる考え方とその形成過程について理解し、説明することができる。
ソーシャルワークの価値規範と倫理について理解し、説明することができる。
ソーシャルワーク専門職であることと社会福祉士・精神保健福祉士の資格を持つことの意味を考え、説明することができる。

授業のながれ
第1講 社会福祉専門職の定義・責務・歴史とこれから
第2講 精神保健福祉士の定義・責務・歴史とこれから
第3講 社会福祉士及び精神保健福祉士の専門性
第4講 ソーシャルワークの定義(1)
第5講 ソーシャルワークの定義(2)
第6講 ソーシャルワークの理念(1)
第7講 ソーシャルワークの理念(2)
第8講 ソーシャルワークの理念(3)
第9講 ソーシャルワークの理念(4)
第10講 ソーシャルワークの形成過程(1)
第11講 ソーシャルワークの形成過程(2)
第12講 専門職倫理の概念
第13講 ソーシャルワーク専門職の倫理綱領
第14講 社会福祉士・精神保健福祉士の倫理綱領
第15講 倫理的ジレンマ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
講義では法令をとりあげることがある。e-Gov法令検索等を活用して、実際に条文を確認することを習慣にしてほしい。 本科目には、オリジナル講義資料『ソーシャルワークの基盤と専門職T』(明星智美・田中和彦)の冊子が付属している。各講の学習のねらい、講義スライド、参考文献一覧等を提示している。受講の際に活用してほしい。 講義資料の冊子では、各講の最後に参考資料を示している。受講前後の学習に役立ててほしい。 教材内には確認テスト、小テストを設けている。 各講の確認テストは、授業内容の理解のために必要な範囲で授業を補足する内容を含んでいる。解説を含めて丁寧な学習をしてほしい。 小テストは、80%以上の正答率で合格となる。確認テスト、小テストとも、解説までを科目修了試験の出題範囲に含む。

事前事後 学習内容 時間数
事前 ソーシャルワークに関して関連する書籍や実践記録を読む 10
事後 確認テスト、小テストに複数回取り組む 8
事後 興味をもった講に関して、参考図書を活用して学習を深める 10
事後 科目ホームの「ディスカッション」の投稿を読み、自分の意見を投稿する 2

本科目の関連科目
本科目を基礎として、社会福祉士国家試験指定科目「ソーシャルワークの基盤と専門職U」、社会福祉士・精神保健福祉士共通科目「ソーシャルワークの理論と方法T」に継続する。 本科目を学習してから「ソーシャルワークの基盤と専門職U」に進むことをおすすめする。

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
すべての講義コンテンツを視聴し、すべての小テストに合格後に受験する科目修了試験により成績を評価する。 評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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