リハビリテーション医学

科目名	リハビリテーション医学

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	1	通年開講	近藤克則

テーマ

従来の(疾患を対象とし、治癒を目的とした) 医学とは異なり、障害をも対象とし、｢全人間的復権｣(上田) を目的としているリハビリテーション医学について学ぶ。

科目のねらい

＜キーワード＞
ＰＴ（理学療法）　　ＯＴ（作業療法）
ＳＴ（言語聴覚療法）　　リハビリテーションの流れ
チーム医療

＜内容の要約＞
リハビリテーション(以下リハ) 医学には、従来の(疾患を対象とし、治癒を目的とした) 医学とは異なり、障害をも対象とし、｢全人間的復権｣(上田) を目的としているという特徴がある。現場での体験に乏しい学生諸君にも、具体的イメージが湧きやすいよう、総論（障害の種類によらない共通部分）と各論（障害の種類別）の両面から、具体的症例や実践例を、ビデオなども用いて紹介する。

＜学習目標＞
障害を持ちながらも“人間らしく生きること”を援助するリハ医学の理念を説明できる。
リハビリテーションに関わる福祉職と他職種の役割を説明できる。
ＰＴ・ＯＴ・ＳＴとは何かを説明できる。
脳卒中のリハを例に、リハビリテーションの流れを説明できる。

授業のながれ

第1講　科目ガイダンス
第2講　リハビリテーション医学：総論
第3講　国際生活機能分類（ICF）とリハビリテーション・アプローチ
第4講　活動(Activity)・ADL
第5講　Participation(参加)とEnvironmental factors
第6講　障害者・患者・喪失体験の心理
第7講　チーム医療（1）
第8講　チーム医療（2）
第9講　各論（1）　脳疾患のリハ
第10講　各論（2）　脳障害の主要症候
第11講　各論（3）　脳障害のリハビリテーションリハビリテーションプログラム－退院までの援助
第12講　各論（4）　脳卒中のリハビリテーション脳卒中患者の退院先、退院先を決める因子、退院後の援助
第13講　骨関節疾患・脊髄損傷
第14講　脳性麻痺・内部障害・精神障害・神経筋疾患のリハビリテーション

準備学習の内容・学ぶ上での注意

教材内には確認テストが設けられています。これらによって学習した内容の理解度を確認することができます。

事前事後	学習内容	時間数
事前	関連分野の書籍を手に取ってみる。	10
事後	確認テストに取り組む。	8
事後	興味をもった講に関して学習を深める。	10

本科目の関連科目

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	100％
授業内でのレポート・課題等	0％
その他	0％

すべての講義コンテンツを視聴後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A（100～80点）、B(79～70点)、C（69～60点）を合格、D（59点以下）を不合格とする。

テキスト

□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定（最初の授業で指示する）