| 科目名 | 福祉文化論2014 |
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| 単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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| 2 | 1 | 通年開講 | 小椋 喜一郎 |
| テーマ |
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| 我が国における福祉文化の今をどう読み解くかを学ぶ |
| 科目のねらい |
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<キーワード> 福祉文化 歴史学 民俗学 医療と福祉 人文科学 <内容の要約> 社会福祉の分野で、文化という言葉の定義は不十分である。しかしながら、文化を生活としてとらえるならば、介護保険法によって医療と福祉が同じ法体系の中に把握されようとしているとき、日本における福祉文化の今をどう読み解くかの課題は大きい。ここでは歴史学を初めとして民俗学などさまざまな人文科学分野の成果を取り入れながら、社会福祉の分野における文化とは何か考えていく。また、近年施設の生活の中で、利用者と若い職員のコミュニケ−ションのギャップが生まれてきている。このような現状の中に、福祉文化を介在させることで、両者のギャップの解消を図ることも併せて意図している。 <学習目標> 地域の人々の生活課題に取り組み、地域の人々や様々な構造に働きかけることができる。 地域の伝統文化や民俗行事などを通じて、世代間交流を図る力を身につけることができる。 人類の過去の歴史を通じて、現在・未来の幸福に連なる道を求め、人権尊重とその実践的行動への力を身につけることができる。 |
| 授業のながれ |
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単元T 生 第1講人が生きて生まれる 第2講通過儀礼 第3講戦争と生命 第4講戦争と生活 第5 講学校制度 第6 講年中行事 第7 講食文化 第8 講季節の移り変わり 第9 講添削課題 単元U 死 第10 講昔の遊びと子どもの世界 第11 講内なる世界 第12 講道具に囲まれた社会 第13 講消えゆくもの 第14 講死の文化 第15 講添削課題 |
| 準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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| 福祉文化論は、テキストの題名にもあるように実践の学問です。それには利用者の方々の人生を理解することが求められます。生まれた時から死に至るまでの人生を見つめ、又自身の人生を見つめることも大切です。テキストを手に利用者さんや、それがかなわない時は、自身の祖父母やご近所の方と会話しながら学ぶことをお勧めします。添削課題は80%以上の正答率で合格となります。 |
| 事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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| 事前 | 関連分野の書籍を手に取ってみる。 | 10 |
| 事後 | 添削課題に取り組む | 8 |
| 事後 | 興味をもった講に関して学習を深める。 | 10 |
| 本科目の関連科目 |
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| 成績評価の方法 |
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| すべての添削課題に合格後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。 |
| テキスト |
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| ■テキストを使用する □レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>小椋喜一郎 <テキスト名>福祉文化論 <出版社>本学オリジナル学習指導書 <著者>小椋喜一郎 <テキスト名>福祉文化史実践論 <出版社>中央法規出版 |
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