ケアマネジメント演習

科目名	ケアマネジメント演習

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	3	前期開講	伊藤　大介

テーマ

ケアマネジメントの視点・知識・技術を実践的に習得する

科目のねらい

＜キーワード＞
アセスメント　　プランニング
ストレングス　　チームアプローチ・多職種連携
介護保険制度

＜内容の要約＞
本演習の目的は、ケアマネジメントに必要な視点・知識・技術を実践的に習得することです。前半は、アセスメントやプランニングなど、ケアマネジメントのプロセスごとに具体的な方法と要点を学びます。後半は、ケアマネジメントの知識や技術を事例に応じて活用する力を養うために、事例検討を行います。支援に「正解はない」と表現されることもありますが、その時々の「最適解」はあります。本科目では、利用者や家族の気持ちに寄り添いながら、ケアマネジメントの視点・知識に基づいて最適解を選択し、それを遂行できる技術を持った社会福祉専門職を目指します。高齢者分野の事例を使用し、介護保険制度におけるケアマネジメントを軸に学びます。

＜学習目標＞
ケアマネジメントのプロセスとその要点について説明できる。
利用者・世帯のニーズを多面的にアセスメントできる。
利用者や環境のストレングスを生かした適切な支援計画をプランニングできる。

授業のながれ

オリエンテーション
ケアマネジメントとは／介護保険制度の概要
ケアマネジメントのプロセスとポイント①
ケアマネジメントのプロセスとポイント②
ケアマネジメントのプロセスとポイント③
ケアマネジメントのプロセスとポイント④
事例検討①：在宅の認知症高齢者と家族への支援
事例検討②：在宅の認知症高齢者と家族への支援
事例検討③：在宅の認知症高齢者と家族への支援
事例検討④：在宅の認知症高齢者と家族への支援
事例検討⑤：複合的なニーズを抱える世帯への支援
事例検討⑥：複合的なニーズを抱える世帯への支援
事例検討⑦：複合的なニーズを抱える世帯への支援
事例検討⑧：複合的なニーズを抱える世帯への支援
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意

1）本演習は、ケアマネジメントを実践的に学ぶため、学生同士および学生と教員間のディスカッションを中心とするグループ活動を多用します。個人やグループで「考えて」「話す」ことを重視しますので、主体的かつ協調的な姿勢でのぞんでください。 2）授業のながれの節目でリアクションペーパーの提出を求める場合があります。 3）受講状況により、授業の内容やながれが変更になる場合があります。

事前事後	学習内容	時間数
事前	ケアマネジメントに関する文献学習	10
事前	アセスメントツールの収集・読み込み	5
事後	事例検討で登場した用語や制度に関する文献学習・情報収集	10
事後	授業内でプランニングした支援計画の再考	5

本科目の関連科目

ケアマネジメント論、高齢者福祉論、介護福祉論

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	0％
授業内でのレポート・課題等	50％
その他(授業参加態度)	50％

授業参加態度、レポート、リアクションペーパーを総合的に評価します。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）