科目名 福祉労働論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 角崎 洋平

テーマ
雇用と働き方の視点から福祉労働を考える

科目のねらい
<キーワード>
福祉労働  労働条件
労働組合  働き方
施設運営(法人の設立・起業を含む)

<内容の要約>
・社会福祉や近接領域における労働者の働き方、労働条件・労働環境、労働組合の役割に関する講義・演習(現場の学外講師)をとおして、将来、労働者として働くうえで必要な知識を身に着ける。 ・施設運営や職員集団づくりについての理解を深め、将来、管理職や施設等の経営者になったときに必要な知識を身に着ける。 ・社会福祉に関する法人の設立、事業の展開に関するノウハウ、財務諸表の見方などの基礎を身に着ける。 ・当事者の視点から福祉労働を考える視点を身に着ける。 ・社会福祉の職場における労働問題を改善するために必要なソーシャルアクションの方法を身に着ける。

<学習目標>
福祉職場における労働条件・労働環境について理解できる
福祉職場における労働組合の役割を理解できる
社会福祉施設等の運営について理解できる
ソーシャルアクションの方法を理解できる
当事者・職員双方の視点から福祉労働を理解することができる

授業のながれ
オリエンテーション、福祉労働とは
福祉の現場での働き方と課題@ 福祉事務所職員の働き方
     〃       A 児童養護施設職員の働き方
     〃       B 母子生活支援施設職員の働き方 
     〃       C 障害者施設職員の働き方
     〃       D 病院МSWの役割と働き方
             E 保育士の働き方と課題
福祉施設・組織の運営と課題@ 乳児院における施設運営
     〃       A 社会福祉協議会職員の働き方とコロナ禍でのマネジメント
     〃       B 介護事業所(医療福祉生協)における財務諸表の見方
     〃       C 独立型社会福祉士事務所の運営と課題
働くことの意義と意味と困難(中間まとめ)           
労働者の権利と理不尽に抗する方法@ 労働組合の意義と活動
労働者の権利と理不尽に抗する方法A ハラスメントとは何か
講義のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
★リレー講義科目であり、(ほぼ)毎回ゲスト講師に講義をしてもらう。講師への質問など、学生の主体的な参加を期待している。 ★ゲストの都合により講義順や講義内容が変わる可能性がある。またオンラインで行う場合もある。

事前事後 学習内容 時間数
事前 福祉労働について、推薦図書等で事前に学習しておいてください 20
事後 試験に向けての学習 10

本科目の関連科目
児童・家庭福祉論、社会的養護、労働法、社会福祉経営論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 20%
授業内でのレポート・課題等 80%
その他  0%
★毎回のゲスト講師に毎回課題を提示してもらい、その内容と講義中の質問等で平常点評価する(80%)。また最終講義内で総括的な期末試験を行う(論述式、20%)。詳細は初回講義で説明するので必ず出席すること。やむなく欠席した場合は講義録画を視聴すること。 ★担当講師(角崎)のほかの講義と異なり、毎回の確認小テストはない。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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