発達障害児論

科目名	発達障害児論

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	3	前期開講	堀　美和子

テーマ

発達障害児等の理解と対応について学習する

科目のねらい

＜キーワード＞
※発達障害　　※LD
ADHD　　ASD
発達支援

＜内容の要約＞
　発達障害の概要を理解する。特に彼らのパーソナリティの発達や集団の中での自己形成認知などを心理学的視点から学習する。さらに、それらの障害を持つ“子ども自身を理解する”とはどういうことかについて検討する。また、近年学校現場で課題となっている重複障害についても触れる。

＜学習目標＞
発達障害の生理･病理を含め、その心理特性についても具体的に理解する
特別支援教育において、発達障害をもつ子ども一人一人への具体的な支援計画について考えることができる
学校集団での支援の効果と問題点について知る
児童･生徒理解のためのアセスメントについて学習する
特別支援教育の中での様々な障害やそれらの障害の重度･重複化との関連についても学習する

授業のながれ

オリエンテーション　言語障害・情緒障害・ＬＤ・ＡＤＨＤ・高機能広汎性発達障害等とは？
学習障害①　障害特性の理解と対応　－その生理と病理－
学習障害②　認知特性と学校教育での支援　－心理特性と教育課程－
注意欠如多動性障害①　障害特性の理解と対応　－その生理と病理－
注意欠如多動性障害②　－心理特性と教育課程－
高機能広汎性発達障害①　障害特性の理解と対応　－その生理と病理－
高機能広汎性発達障害②　社会性の障害に対する支援　－心理特性と教育課程－
その他の障害（言語障害･情緒障害など）の理解と対応①
その他の障害（重複障害）の理解と対応②　重複障害の定義と課題
理解のためのアセスメント
教育･集団場面での理解と対応①　２次障害・家族との対応
教育･集団場面での理解と対応②　障害の重複化とその対応
対応の実際
重複障害の心理、生理、病理
重複障害の教育課程

準備学習の内容・学ぶ上での注意

※疑問点は積極的に質問すること

事前事後	学習内容	時間数
事前	前回及び関連知識の復習	10
事後	講義の振り返り	10
事後	知識の統合	5

本科目の関連科目

発達心理学　障害児心理特別支援教育論　特別ニーズ教育

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	70％
授業内でのレポート・課題等	20％
その他	10％

オンライン・オンデマンド等での海溝になった場合は下記比率が変更する場合がある（原則初回講義時に連絡する）

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）