中等社会科教育法C

科目名	中等社会科教育法C

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	3	前期開講	加藤　和子

テーマ

共に学び、考える社会科（公民的分野）教育

科目のねらい

＜キーワード＞
主権者　　日本国憲法
人権　　平和

＜内容の要約＞
中学校の社会科公民的分野では、何をどう学び、どんな力をつけていくのか、について受講者の皆さんと共に追究していきます。授業の前提となる教育諸条件に関しての考察と共に、教材研究や授業づくりについて、主たる教材である教科書、先行実践、受講者の模擬授業の検討を通じて考えていきます。

＜学習目標＞
中学校社会科公民的分野の目標や構成を検討し、考察できる。
中学校社会科公民的分野の学習内容についての基礎的技術を身に付けることができる。
学習指導案を作成し、（模擬）授業ができる。

授業のながれ

はじめに　進め方とアンケート　模擬授業について
学習指導要領を読み解く
教育基本法を読み解く
教科書を分析する
実際の授業と学習指導案
平和教育
授業づくりの視点（憲法・人権）
授業づくりの視点（政治）
授業づくりの視点（経済）
授業づくりの視点（国際社会）
模擬授業　（憲法・人権）
模擬授業（政治）
模擬授業（経済）
模擬授業（国際社会）
総括

準備学習の内容・学ぶ上での注意

公民的分野の学習は現実の社会の諸問題を扱います。ニュース・新聞・雑誌等を通して、社会情勢に目を向けて下さい。東京書籍　中学校社会科公民的分野の教科書を用意して下さい。

事前事後	学習内容	時間数
事前	講義内容に関する予備知識の収集	15
事後	毎時の講義についての考察	15

本科目の関連科目

日本国憲法・教育問題・国際情勢・社会科学全般

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	40％
授業内でのレポート・課題等	60％
その他	0％

期末試験は理念的なもの、授業構成に関するもの、各１題について論述します。模擬授業の指導案は評価の比重が大きいです。

テキスト

■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）

＜著者＞矢ヶ先典隆　他　＜テキスト名＞新しい社会公民　＜出版社＞東京書籍