科目名 生活科研究

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 澤田 好江

テーマ
自然認識、社会認識、人間認識を養う生活科

科目のねらい
<キーワード>
子どもの生活現実に根差す生活科  子どもの必要と要求に応える学び
自然認識を養うとはどういうことか  社会認識を養うとはどういうことか
人間認識を養うとはどういうことか

<内容の要約>
生活科は子ども達に「自然認識」「社会認識」「人間認識」を培い、それらの認識の上に生活をつくりかえる力や自立へ向かおうとする力を養うものである。子ども達に培いたい「自然認識」「社会認識」「人間認識」とはいかなるものか、その概念を学ぶ。「自然認識」においては「子ども達を小さな科学者に育てる」ことの意義や意味を、「社会認識」においては子どもの生活現実とのつながりから、教材の選び方、指導方法の理論を、「人間認識」においては、「差異の承認」「他者」をキーワードに自立論について学ぶ。

<学習目標>
子どもの発達と生活を現実の社会との関係で多面的に捉えようとし、生活科という教科が本来、それらと関係していかなる教科であるべきなのかということを理解することができる。
生活科という教科の本来あるべき教科内容と、その指導方法に関わる知識と技能を身につけることができる。
生活科の目標・内容・方法に関する理論を、実際の教育実践と結び付けて捉えることができる。
生活科に関わる歴史、現状、課題、本来のあるべき姿、その教科としての可能性等諸理論を学び、実際の教育の中で展開することができる。
自然認識、社会認識、人間認識に関する諸理論を理解し、実際の教育の中で展開することができる。

授業のながれ
生活科の歴史及び、学習指導要領の目標・内容を理解する。
生活科の現状と課題を知り、本来の生活科はどうあるべきか理解する。
「自然認識」を養うとはどういうことか 「江川多喜雄」実践から学ぶ 1
「自然認識」を養うとはどういうことか 「江川多喜雄」実践から学ぶ 2
「自然認識」を養うとはどういうことか 「食物連鎖」「生態系」「環境破壊」について学ぶ
「自然認識」を養うとはどういうことか 「未来のエネルギー」について学ぶ
「自然認識」を養うとはどういうことか 授業実践検討「アサガオをそだてたよ」
「社会認識」を養うとはどういうことか 宮原武夫著「社会科教育入門」から学ぶ 1
「社会認識」を養うとはどういうことか 宮原武夫著「社会科教育入門」から学ぶ 2
「社会認識」を養うとはどういうことか 宮原武夫著「社会科教育入門」から学ぶ 3
「社会認識」を養うとはどういうことか 授業実践検討「大豆の栽培から豆腐・豆腐店」
「人間認識」を養うとはどういうことか 生活科の目標「自立」を考える 1
「人間認識」を養うとはどういうことか 生活科の目標「自立」を考える 2
「人間認識」を養うとはどういうことか 授業実践検討「われら2の1やさい探偵団」
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
毎回の授業をよく聞いてくだされば、生活科の教科としての可能性や課題が理解できます。

事前事後 学習内容 時間数
事前 次回授業の予習 15
事後 レポート試験の学習 15

本科目の関連科目
生活科教育法

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
「自然認識」「社会認識」「人間認識」に関する内容のレポート試験を行います。授業資料をよく読んで、説明を聞いていただければ、分かる内容のレポート試験です。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2023 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。