科目名 日本語教育における評価

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 江崎 由美子

テーマ
「評価」を知る。そして、日本語教育における具体的な評価方法を知り、実践につなげる。

科目のねらい
<キーワード>
評価  評価の役割
プロフィシエンシーテストとアチーブメントテスト  よいテストの条件
テストを作る

<内容の要約>
日本語を教えることは、ただ教えるだけでは終わりません。学習者の学びを評価したうえでフィードバックを行い、さらに、自らが行った授業を見直し、学習者の目標達成に向けた授業づくりを行わねばなりません。このように日本語を教える事に欠かせない評価を、どのような形でどのように行うかを学んでいきます。そもそも、よい評価とはどのようなものかをテキスト講読と課題をしながら考えていきます。

<学習目標>
授業をすることと評価することの関係が分かる
日本語教育において、どのような評価方法があるかが分かる
どのようなテストがよいテストかが分かる
日本語教育における各技能のテストの作り方が理解できる

授業のながれ
オリエンテーション
日本語テストと評価1
日本語テストと評価2
テストの品質管理/テストの準備と実施
細目表/テストが測定する知識と能力
文法知識と文法テスト
文法知識と文法テスト
語彙知識と語彙テスト
読解力と読解力テスト
聴解力と聴解力テスト
スピーキング力とスピーキングテスト1
スピーキング力とスピーキングテスト2
ライティング力とライティングテスト1
ライティング力とライティングテスト2
振り返り

準備学習の内容・学ぶ上での注意
この授業では、テキストの講読、ピアラーニング、タスクを行います。テキストを必ず予習する必要はありませんが、所定時間内にテキストの決められた範囲(10ページ程度)を読み、ある程度理解することが求められます。もちろん補足説明を行いますが、それは専門的な内容に留まります。この購読範囲は事前に伝えますので、あらかじめ課題範囲に目を通してくるなどの準備できます。この授業では、場合によっては講読直後にその内容に則したタスクを行い、この講読で得た知識について翌週にクイズを行います。 このように、学習内容を理解し身につけることについて積極的な態度・姿勢が求められます。

事前事後 学習内容 時間数
事前 テキスト予習 10
事後 クイズに向けた前時の復習 10
事後 期末試験に向けた学習 5

本科目の関連科目
日本語教育法  日本語教育実習

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 40%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他  0%
 

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>伊東祐郎 <テキスト名>日本語教育 よくわかる評価法 <出版社>アルク



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