参加型のまちづくり

科目名	参加型のまちづくり

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	3	後期開講	水谷　香織

テーマ

次世代のまちづくり　～認知空間でのコミュニケーション～

科目のねらい

＜キーワード＞
まちづくり　　コミュニケーション
未来志向　　自己実現
社会貢献

＜内容の要約＞
「まち」とは、何でしょうか？　「住宅や商店が多く人口が密集している所」という物理空間と、そこで繰り広げられる「人間の営み」を合わせて「まち」と言われていることが多いように思います。しかし、昨今、私たちは多くの時間をSNSなどの情報空間で過ごし、時空間制約を越えた新たな繋がりや取り組みを行っています。改めて、「まち」とは何でしょうか？　また、「まちに求められること」は何でしょうか？　この時代の変化を楽しみながら、学生の皆さんご自身の自己実現や地域社会への貢献も兼ねた「次世代のまちづくり」について、未来思考で一緒に考える参加型の講義を行います。
＜ふくし・マイスター養成のための地域志向科目＞

＜学習目標＞
未来志向で、自分と地域社会のビジョンを描き、実現するための要所を見出すことができる。
情報空間、認知空間での営みが急増する中で、「次世代のまちづくり」を一緒に考えることができる。
みんなの意見や力を引き出すファシリテーターの基本的な考え方や心のあり方、基礎技術を身につけることができる。

授業のながれ

ガイダンス
ファシリテーション
合意形成
まちとは？　
まちの再定義：物理空間、情報空間、認知空間における「まち」とは？
まちの将来ビジョン
自分の将来ビジョン
次世代のまちづくりプランの作成１
次世代のまちづくりプランの作成２
次世代のまちの映像化（企画）
次世代のまちの映像化（撮影）
次世代のまちの映像化（編集）
次世代のまちづくりの提案とディスカッション
ふりかえり
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意

課題導入のための講義は行うが、適宜配布する資料や文献、また、グループ討議や発表も含めた学生諸君の主体的参加による（演習的な）講義とする。つまり、必ず討論や発表する機会があり、学生諸君は、現場感覚を活かし、問題意識を持って参加することが求められる。日頃から新聞記事やインターネット等で今何が起こっているかについて、興味を持つこと。そのことで、関心度が高まり、学習意欲が持てるようになる。授業外で、文献レビュー、インターネット検索、現場へのフィールドワーク、グループ討議の準備が求められる。

事前事後	学習内容	時間数
事前	日頃から新聞記事やインターネット等で今何が起こっているかについて興味を持ち、授業につながる知識を得るようにする。	20
事後	授業での学びを振り返り、また、そこから関心を持ったことについて、知識を得るようにする。	20
事後	授業での学びを踏まえて、関心を持った現場に行くための知識を得るようにする。	20

本科目の関連科目

現代福祉、開発ソーシャルワーク演習I、開発ソーシャルワーク演習II

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	30％
授業内でのレポート・課題等	30％
その他(授業中のコミュニケーション)	40％

①授業中のコミュニケーション（主体的な参加、聴く姿勢、グループへの貢献、クリエイティブな発想など）【40点】 ②ふりかえりシート【30点】 ③期末試験【30点】を合わせて評価する。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）

科目属性

地域志向科目