科目名 NPO/NGO論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 斎藤 千宏

テーマ
NPO/NGOについて主としてマネジメントと国際的な視角から学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
非営利組織のマネジメント  多元的福祉開発

<内容の要約>
ボランティアで「あなたを笑顔にしたい」、「地球を救う」といった、マスメディアが多用する言語の影響もあってか、NPO/NGOに対する誤解が社会一般にみられる。しかし現実には、NPO/NGO活動においても、ヒト、カネ、ソシキをどうマネジメントするのかという、営利組織と何ら変わらない「基本」がある。だとしたら、NPO/NGOの存在意義はどこにあるのだろうか?民間営利企業とどう違うのか、政府行政とどう違うのか。本科目では、NPO/NGOの経営、法律との関係、財源などを学びながらNPO/NGOを正しく理解し、NPO/NGOがいかにして社会的諸課題に取り組んでいるのかを学ぶことを目的とする。 そしてケーススタディとして、国境を越えたNPO/NGO活動と、海外のNPO/NGOを中心に学んでいく。日本国内にも、介護、福祉、子育て、まちづくりなど地域で活動するNPO/NGOは多数存在するが、これらについては他の科目でも取り上げられることは多いので、本科目ではあまり扱わない。 <ふくし・マイスター養成のための地域志向科目>

<学習目標>
政府、企業、NPO/NGOそれぞれの存在意義と共に、地球規模の減少や課題に関する知識を身に着けることができる。
具体的な話題だけでなく、抽象的な話題についても情報や意見を表明する力を身に着けることができる。
福祉・開発に関する世界の情勢を把握し、学部での学びに連結させることができる。

授業のながれ
NPO/NGOとは何か。種類、法律との関係
同パート2、経営的側面
(日本の)国家予算と社会保障に関する基礎学習
同パート2
貧困とは何か、福祉開発とは何か
同パート2、多元的福祉開発
ケーススタディ 日本の団体事例  貧困国への援助分野
同パート2
同パート3、環境関連NPO/NGO
同パート4、災害復旧NPO/NGO
ケーススタディ 海外の団体事例  先進国
同パート2
同 途上国のNPO/NGO
同パート2
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
数人単位での小グループディスカッションを多用するので、積極的に参加すること。

事前事後 学習内容 時間数
事前 授業内容の予習 30
事後 授業内容の復習 30

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 30%
その他  0%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 

科目属性
地域志向科目



(C) Copyright 2023 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。