情報処理演習Ⅱ

科目名	情報処理演習Ⅱ

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	1	後期開講	鈴木　敬子、佐藤　慎一、村川　弘城、小林　信子

テーマ

情報発信力強化のためのソフトウェアの統合的活用スキルの習得

科目のねらい

＜キーワード＞
ソフトウェアの統合的活用　　情報発信力
ICTリテラシー　　協働学習

＜内容の要約＞
あらゆる場面において、人に自分の考えをわかりやすく伝えることは重要である。図やグラフによるわかりやすい資料作成、論理的で説得力のある資料作成は、そのためにも必須となるもの、これらを体験的・統合的に学習していく。大学の情報環境、インターネット環境についての理解も深め、学習や各種活動のためのリソースとして活用していくための基礎を築く。

＜学習目標＞
文書作成、表計算などのソフトウェアを統合的に扱うことができる。
インターネットを駆使して、意図する内容を表現することができる。
大学の情報環境を活用し、グループで協働して効果的・効率的に作業を進めることができる。

授業のながれ

基本操作：ガイダンス、プレゼンテーションソフトウェアの基本操作
ネット利用：Google Workspace、情報モラル、セキュリティ、SNS利用上の注意など
静止画と動画の活用(1)：スマホの利用、写真やビデオ等のマルチメディア素材の利用、著作権
静止画と動画の活用(2)：スマホの利用、写真やビデオ等のマルチメディア素材の利用、著作物の利用と引用
プレゼンテーションソフトウェアの活用(1)：グループプレゼンテーションの内容・構成の検討、アンケート調査（Google Workspace利用）
プレゼンテーションソフトウェアの活用(2)：データ収集、スライド作成、アンケート調査（Google Workspace利用）
プレゼンテーションソフトウェアの活用(3)：スライド作成、ノート作成
プレゼンテーションソフトウェアの活用(4)：リハーサル、ナレーション録音
プレゼンテーションソフトウェアの活用(5)：グループプレゼンテーションのクラス内発表会
表計算ソフトウェアの活用(1)：表計算ソフトウェアの基本操作
表計算ソフトウェアの活用(2)：データベース機能（並べ替え、フィルタ、集計）
表計算ソフトウェアの活用(3)：関数の利用（COUNTA、COUNTIF、VLOOLUP、IF）
表計算ソフトウェアの活用(4)：統計データの利用
情報支援：アクセシビリティ、ユーザ補助機能
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意

操作を覚えることではなく、学んだスキルをどのように活用できるかが重要である。活用場面をイメージできるよう、教員からも情報提供を行うが、自分自身でも活用場面を常に意識するようにしてほしい。授業時間中は、話を聞くべき時には集中して聞き、パソコンを利用して作業をすべき時にはしっかりと作業するというように、その時々で自分が何をすべきかをしっかりと考えながら、メリハリを付けて取り組んで欲しい。学習内容の定着を図るため、課題（宿題）の実施を含め、授業時間と同程度の復習をすることが求められる。グループワーク時等には、授業時にスムーズに作業に入れるよう、指示に従って事前の検討（予習）もしておくこと。なお、状況により開講形態が変更になることがあります。その場合「科目のお知らせ」などで告示します。

事前事後	学習内容	時間数
事前	授業で利用する素材の準備	2
事後	復習課題・発展課題への取り組み	8
事後	プレゼンテーション制作（テーマの調査・研究を含む）	15
事後	授業内演習課題・確認テストの復習・振り返り	5

本科目の関連科目

情報処理演習Ⅰ

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	0％
授業内でのレポート・課題等	70％
その他(演習・グループワークへの取り組み姿勢)	30％

適宜行う課題の達成状況、プレゼンテーション作品によって評価する。欠席が1/3を超えた場合は棄権とみなし、単位を与えない。演習・グループワークへの取り組み姿勢も考慮する。定期試験は行わない。

テキスト

■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）

＜著者＞富士通ラーニングメディア　＜テキスト名＞情報リテラシーアプリ編　Windows11/Office2021対応　＜出版社＞富士通ラーニングメディア