科目名 ふくしとフィールドワーク

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 佐藤 大介

テーマ
地域と関わる必要性、市民性・ボランティア精神の必要性を認識し、地域と関わるための基礎知識を身につける

科目のねらい
<キーワード>
フィールドワーク  体験学習
サービスラーニング  ボランティア活動
ふくし(広義のふくし)

<内容の要約>
1年次に各学部で実施される「ふくしコミュニティプログラム」についての概説を行うことを通して、地域と関わるフィールドワークの必要性について考えます。そして、ふくし(広義の福祉)の視点でフィールドワークを行う学生にとっての学内、学外の資源を知り、フィールドワークの多様な方法を理解します。 その上で、実際にフィールドワークを行う際に必要とされる作法、記録やデータの扱い方とまとめ方、リスクマネジメントについて学びます。

<学習目標>
地域と関わる学習の必要性と、そのための基礎知識を理解できる。
市民性、ボランティア精神とは何かと、それらの必要性を理解できる。
フィールドワークの手法、成果のまとめ方、報告書の作成方法を理解できる。
学内外のフィールドワークに役立つ部署や組織を理解できる。
フィールドワークに役立つワークショップの手法など基礎知識を理解できる。

授業のながれ
「ふくしとフィールドワーク」科目の趣旨および概要の解説
フィールドワークの多様な形態@:調査研究型(学内でも可能な初歩的調査の解説)
フィールドワークの多様な形態A:体験学習型(大学の安全の日などの活用も含め簡便に利用できる機会の紹介)
フィールドワークの多様な形態B:ボランティア活動型(入門的解説とボランティアセンターの利用ガイド)
フィールドワークの多様な形態C:サービスラーニング型(2年次以降の関連科目の紹介)
フィールドワークの方法@:フィールドワークの実施に向けた手順
フィールドワークの方法A:リスクマネジメント(倫理管理、事故防止・対応、個人情報保護等)の方法
フィールドワークの方法B:フィールドワーク中の記録と報・連・相の方法
フィールドワークの方法C:フィールドワークのリフレクション
フィールドワークの方法D:報告書の作成と成果の活用
フィールドワークに役立つ知識@:ワークショップ
フィールドワークに役立つ知識A:ヒアリングの手法
大学と地域をつなぐ窓口:Cラボ、サービスラーニングセンターの紹介
ボランティア活動の窓口:東海市、半田市、美浜町ボランティアセンターの紹介
ふくしマイスターになろう(ふくしマイスターPR映像、原田正樹先生のインタビュー等)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
本科目は、全学教育センターが開講する、オンデマンド科目となっています。 学生皆さんの計画的な履修により、学びが深まるよう構成されています。 皆さんの受講内容(視聴日時や視聴時間)を記録させていただき、どのように効率的に学習をすすめているか、教員側で確認をしています。 全体15講を3回にわけて、順次期限を区切って開講します。開講している期日までに必ず該当する講を履修してください。一部分でも期限内に受講しないと、単位認定の対象外となります。 ただし、残念ながら、履修者の中には動画を流しているだけの方が毎年度、複数人いる状況です。 その場合は、「学習をした」との評価ができず、科目の適切な成績評価ができない場合があります。(D評価もしくはK評価) オンデマンド科目は、学生自身の学習計画があってこその科目になります。 ぜひ計画的に受講していただくことに合わせて、動画や資料でしっかりと学び、良い学習をしていただけることを願っています。

事前事後 学習内容 時間数
事前 私たちが学んでいる知多半島や、自らが暮らす地域での課題を考えてみる。そして、どのように私達が行動すれば、社会が幸せになれるか考えてみる。 15
事後 オンデマンド講義で学んだことを、実生活や学部の専門性に関連して活かすようにする。 15

本科目の関連科目
知多学、知多半島のふくし、ふくしと減災コミュニティ、ふくしフィールドワーク実践、ヒューマンケアのための多職種連携

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 50%
授業内でのレポート・課題等 50%
その他  0%
期末試験は、@最終確認テスト(選択問題で回答数は1回)と、Aミニレポート(400字程度)の結果で評価する。 なお、@最終確認テストの受講にあたっては、第1回〜第15回受講後の確認テストの結果をよくふりかえることを推奨する。Aミニレポートのテーマは試験期間内に掲示する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 

科目属性
地域志向科目



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