| 科目名 | 福祉情報実験 | 
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| 単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 | 
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| 1 | 3 | 後期開講 | 渡辺 崇史 | 
| テーマ | 
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| プログラムによる入出力信号制御の実装および生活を支援する機器の提案を通して,組み込みシステムやプロトタイピングの基本的な知識と技術を修得する | 
| 科目のねらい | 
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| <キーワード> 組み込みシステム IoT プロトタイピング インタフェース アシスティブテクノロジー <内容の要約> IoT(Internet of Things)製品を開発するためには,さまざまな情報関連技術が関係している.その中でも,「各種センサーからデータ収集する」,「そのデータを元にしてある処理を行う」「その処理が行われた結果を出力し,ある機器を動かしたり,通信したりする」といった機能を組み込むことが必要となり,その際のプログラムの質がIoT製品の善し悪しを左右するといっても過言ではない.本授業では,マイコンボード(Arduino)を用いて実際にプログラミングによって各種回路を試作しながら,組込みシステムの基礎を習得する.また,障害のある人の身体特性に適合した機器操作を支援するための,入出力信号制御インタフェースの検討も行う. <学習目標> 組み込みシステムの基本的なプログラミングの知識と技術を活用できる さまざまな運動機能障害と機器操作との適合に対して,入出力信号制御による対応方法を応用できる 障害のある人のためのコミュニケーション関連機器,環境制御装置およびICT関連機器等の操作方法について検討することができる | 
| 授業のながれ | 
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| オリエンテーション(演習・実験のねらいと流れについて) マイコンの特徴と種類(活用方法と開発環境) マイコンの特徴と種類(書き込みと動作確認方法) プログラミング演習(1)(配線の方法) プログラミング演習(2)(発光ダイオードの制御,タイマーを使ったイルミネーション) プログラミング演習(3)(スイッチによる入出力制御(その1):チャタリング対策,遅延回路,反転回路) プログラミング演習(3)(スイッチによる入出力制御(その2): ワンショット回路,ラッチ回路,フリップフロップ回路) 制御回路の実装(1)(スキャン入力制御:ステップスキャン回路) 制御回路の実装(2)(スキャン入力制御:オートスキャン回路) 制御回路の実装(3)(各種センサーを使った入出力制御:デジタル信号) 制御回路の実装(4)(各種センサーを使った入出力制御:アナログ信号) 課題製作(プロトタイピング)1 課題製作(プロトタイピング)2 課題製作(プロトタイピング)3 課題製作(プロトタイピング)4 | 
| 準備学習の内容・学ぶ上での注意 | 
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| Arduinoというマイコンボードを利用して,課題内容の検討・プログラミング・実験・評価を繰り返し行います.指示された内容については,次の授業までに必ず予習しておいてください.また,興味のあることや不明点は,自ら進んで調べたり実際に試したりしながら,知識や技術を深めるようにしてください. | 
| 事前事後 | 学習内容 | 時間数 | 
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| 事前 | テキスト購読:課題内容を提示しますので,次回に行う内容をテキストを読むなどの予習をして授業に臨んでください. | 10 | 
| 事後 | テキストや参考文献,インターネット等の情報を参考に,授業内で提示した演習問題や発展課題に取り組み,自ら理解を深めてください. | 20 | 
| 本科目の関連科目 | 
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| コンピュータシステムI・II,プログラミング演習I・II,リハビリテーション工学,リハビリテーションシステム,情報アクセシビリティ | 
| 成績評価の方法 | 
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| テキスト | 
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| ■テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) | <著者>高本孝頼 <テキスト名>みんなのArduino入門 <出版社>リックテレコム | 
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