科目名 | 疼痛医学 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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1 | 2 | 後期開講 | 坂野 裕洋 |
テーマ |
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痛みについて理解し、リハビリテーションに必要な評価や治療について学習する。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 痛みの定義と概念 急性痛と慢性疼痛 痛みの多面的評価 集学的疼痛マネージメント 患者教育と運動アドヒアランス <内容の要約> 痛みは老若男女、疾患を問わず共通した訴えであり、医科学の広範領域に関連することから、世界的にも「疼痛医学」として一学問領域が確立されている。我が国においても医学、リハビリテーション科学、他各種医療専門分野においてカリキュラム化されつつある。疼痛医学では痛みが発生するメカニズムを理解し、痛みそのものや局所に対する対症療法(生物医学的モデル)ではなく、痛み患者を「一人の個(whole body)」とした包括的アプローチ(生物心理社会的モデル)を学習し、痛みに伴った様々な身体的・精神的・社会的障害を多面的に捉えて障害からの回復をサポートできる医療従事者を育成する。 <学習目標> 疼痛治療の概念について説明できる。 痛みの病態について、その種類と性質について説明できる。 痛みを多面的に捉え、具体的な評価項目を選択できる。 痛みに応じた、具体的な治療戦略を選択できる。 痛み患者に対して適切な患者教育とサポートが行える。 |
授業のながれ |
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痛みの定義と概念 痛みの神経生理学 痛みの発生メカニズム-急性痛と慢性疼痛- 痛みのリハビリテーションの考え方 -多面的評価と治療戦略- 痛みの評価(問診、視診、触診、感覚検査、ROM検査、筋力検査、姿勢観察、基本動作能力、バランス検査、ADL評価、疼痛、活動性・運動耐容能検査)と治療プログラムの立案、対象者・家族への説明 急性痛に対するリハビリテーション治療戦略(運動療法:ROM運動・筋力増強運動・全身持久運動、物理療法:寒冷療法・温熱療法・TUS療法、LLLT・TENS、患者教育・生活指導) 慢性疼痛に対するリハビリテーション治療戦略(運動療法:ROM運動・筋力増強運動・全身持久運動、患者教育・生活指導:腰痛予防・姿勢指導) 疼痛治療に用いられる薬物療法 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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講義内容で重要なポイントについてはメモをとり、復習時に教科書の内容と合わせて各自でノートを作成すること。また、講義終了時に次回講義内容について通知するので教科書の該当する章を必ず読んでおくこと。 大学生として常識ある態度・行動を望む。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | テキストを用いて次回の講義範囲を予習する | 1 |
事後 | テキストと講義資料を用いて講義内容を復習する | 1 |
本科目の関連科目 |
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基礎科目として「生理学」(特に,神経生理学),応用科目として各種疾患の「理学療法学」,「作業療法学」 |
成績評価の方法 |
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講義した範囲と内容について,記述試験を行う。 再試験については大学の規定に準ずる。 |
テキスト |
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■テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>沖田実、松原貴子 <テキスト名>ペインリハビリテーション入門 <出版社>三輪書店 |
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