科目名 理学療法学概論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 藤田 ひとみ

テーマ
理学療法学を知る

科目のねらい
<キーワード>
理学療法  理学療法に関わる歴史と法制度
倫理  教育・研究
障害と治療方法

<内容の要約>
この講義では理学療法学を学ぶ準備として歴史・法制度・治療・研究・教育の概論を説明する。さらに、理学療法士としての倫理を講義する。治療の概論では、基礎医学・専門基礎医学との関連性を説明し、理学療法で用いられる物理療法、運動療法の具体的項目と基本的な内容を知る。ここで知りえた知識をもとに今後の学習方法を確立するとともに基礎的な治療内容を知ることによって理学療法士への自覚を促す。 (この科目は,理学療法の経験を有する教員が理学療法の概論について講義する)

<学習目標>
理学療法の歴史的背景、理学療法士の適正について説明できる。
理学療法士としての法制度、診療報酬における法制度、職場管理を説明できる。
各対象疾患の障害像と回復過程、合併症、リスク管理について説明できる。
理学療法にとっての治療の意義と方法を説明できる。
理学療法における研究の意義とその取り組みについて説明できる。

授業のながれ
理学療法の歴史的流れ,Physical Therapyとリハビリテーション【事前・事後学習】テキスト1:第3章の精読
理学療法における法制度・診療報酬【事前・事後学習】テキスト1:第4章の精読
理学療法士における倫理と適正【事前・事後学習】テキスト1:第1章と第11章、12章の精読
理学療法士の役割と管理、職域(医療施設,介護予防から産業理学療法まで)【事前・事後学習】テキスト1:第8章・9章の精読
理学療法の基盤、障害学・回復過程・合併症とリスク管理【事前・事後学習】テキスト1:第5章の精読
理学療法研究と教育【事前・事後学習】テキスト1:第2章と6章の精読
理学療法の対象と治療の流れ【事前・事後学習】テキスト1:第7章、13章、14章の精読
理学療法と理学療法士【事前・事後学習】テキスト1:第11章の精読
疾患別理学療法T(脳血管疾患):対象疾患の障害像と基本及び移動動作能力の検査法,治療介入の基本技術について学ぶ【事前・事後学習】テキスト2:第2章【1】の精読
疾患別理学療法U(運動器):対象疾患の障害像と基本及び移動動作能力の検査法,治療介入の基本技術について学ぶ【事後学習】講義内容の見直し,配布資料の復習
疾患別理学療法V(心大血管・呼吸器):対象疾患の障害像と基本及び移動動作能力の検査法,治療介入の基本技術について学ぶ【事後学習】講義内容の見直し,配布資料の復習
疾患別理学療法W(障害児(者)):対象疾患の障害像と基本及び移動動作能力の検査法,治療介入の基本技術,学校保健活動について学ぶ【事後学習】講義内容の見直し,配布資料の復習
義肢装具,福祉機器,福祉用具:対象となる障害とその作用,主な福祉機器について学ぶ【事前・事後学習】テキスト2:第2章【1】6の精読
物理療法:治療対象とその作用機序,主な物理療法の方法及び治療機器について学ぶ【事後学習】講義内容の見直し,配布資料の復習
疾患別理学療法とリスク管理【事前・事後学習】今までの総復習

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・理学療法士としての職業を理解する ・各教科の学習方法と各科目との関連性を学び、今後の学習に役立てる ・毎回講義開始時に出席をとります ・授業での疑問点は,まず自分で考え,調べる.それでもわからない時は来室前にメールで連絡を入れてから研究室を訪ねてください.

事前事後 学習内容 時間数
事前 授業前のテキスト該当箇所の精読、内容把握 10
事後 講義内容の整理、自己学習 15

本科目の関連科目
リハビリテーション概論、解剖学、生理学、人間発達学、基礎運動学

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
定期試験で判定する。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>奈良勲・高橋哲也・内山靖 <テキスト名>理学療法概論 第7版 <出版社>医歯薬出版
<著者>鈴木 俊明 中山 恭秀 <テキスト名>Crosslink 理学療法学テキスト 運動療法学 <出版社>メジカルビュー社



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