科目名 ヘルスプロモーション

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 4 前期開講 中島 真治、浅井 友詞

テーマ
心身ともに健康な生活を送るガイドラインを学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
「ヘルスプロモーション」  「加齢・体力」
「産業保健」  「不活動」
「メタボリック症候群」「運動療法」

<内容の要約>
この講義では理学療法士に必要なヘルスプロモーションの概要を学ぶ。 はじめに、ヘルスプロモーションの行政的役割と理学療法の役割について学ぶ。次に健康と退行性変化を学び、運動の役割と加齢による運動機能の変化を理解する。 身体機能の変化を理解するため、臨床検査、画像、認知機能検査、ストレス評価、運動機能検査、活動量の評価、睡眠状況の評価等を模擬データを基に解釈する。 理学療法に関する項目では一つには中高年の代表的疾患、産業保健に関する内容を取り上げ、健康で快適な生活が送れるように理学療法プログラムを組み立てることができる。次に、維持期・生活期医療施設や介護施設、地域での転倒予防や活動性の向上を適切に指導できるようにプログラムの作成と評価方法を組み立てることができる。 (この科目は,理学療法の経験を有する教員が心身ともに健康な生活を送るガイドラインについて講義する)

<学習目標>
・ヘルスプロモーションの定義を学ぶことができる(行政的役割と実践者の役割)。
・健康を阻害する因子、加齢について知る
・中高年の運動療法が指導できる。
・維持期・生活期医療施設や介護施設、地域での転倒予防や活動性の向上を目的とした運動が指導できる。
・対象者のレベルに合わせたプログラムの作成と適切な評価が出来る。

授業のながれ
ヘルスプロモーションの概念・仕組みを知る【事前学習】理学療法基礎・専門科目の知識の整理【事後学習】講義の整理と学習
ヘルスプロモーションとリハビリテーション医学の関係を知る【事前学習】理学療法基礎・専門科目の知識の整理【事後学習】講義の整理と学習
健康・産業保健について職場環境等を設定し、理学療法の指導ポイントを知ることができる【事前学習】理学療法基礎・専門科目の知識の整理【事後学習】講義の整理と学習
高齢者の特徴について退行性変化等を挙げ、特有の動作を理解することができる【事前学習】理学療法基礎・専門科目の知識の整理【事後学習】講義の整理と学習
健康増進にかかわる評価・プログラムの策定を行う【事前学習】理学療法基礎・専門科目の知識の整理【事後学習】講義の整理と学習
活動性向上の評価・プログラムの策定を行う【事前学習】理学療法基礎・専門科目の知識の整理【事後学習】講義の整理と学習
レジスタンストレーニング・レッドコードトレーニング・サーキットトレーニング・バランストレーニングを理解し、実践する【事前学習】理学療法基礎・専門科目の知識の整理【事後学習】講義の整理と学習
慢性疾患(心不全、呼吸器疾患)とヘルスプロモーションの関係を理解する【事前学習】理学療法基礎・専門科目の知識の整理【事後学習】講義の整理と学習







準備学習の内容・学ぶ上での注意
最終学年の講義として幅広い知識と学習意欲世もって統合力を養うように学習するとともに自主的に対象者に対して理学療法が提供できる準備、企画ができるように学生間で実践する。また、企画には海外からの情報も集め、自己の理学療法の知識を広げる取り組み方法を学ぶ。

事前事後 学習内容 時間数
事前 理学療法基礎・専門科目の知識の整理 5
事後 講義の整理と学習 10

本科目の関連科目
専門基礎・専門科目

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
具体的な運動プログラムの作成を行う。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2023 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。