科目名 作業療法評価学T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 山中 武彦、佐久間 大輔、大西 裕之

テーマ
作業療法で必要な評価の基礎知識を習得する

科目のねらい
<キーワード>
作業療法評価の目的、意義、種類、実施方法、注意事項及び記録報告について学習する。  作業療法評価における基礎知識を習得する。

<内容の要約>
作業療法を実施するには対象者が持つ障害の種類と程度、障害の質を評価する必要がある。この科目では身体領域の作業療法評価についての基礎的知識を習得する。 評価の過程でピックアップされる問題点・利点の把握、治療目標の設定までの評価についての流れの大枠を学習する。加えて評価の目的、意義、種類、実施方法、注意事項及び記録報告について学ぶ。 (この科目は,作業療法の臨床経験を有する教員が作業療法評価学を講義する)

<学習目標>
健康の概念を多面性の理解と共に、作業療法評価における基礎知識が理解できる。
作業療法評価の目的、意義、種類、実施方法、注意事項及び記録報告について理解できる。
作業療法評価結果の整理の仕方を理解できる。

授業のながれ
作業療法評価学概論(1)
作業療法評価学概論(2)
身体領域共通の評価@ 心身機能・身体構造
身体領域共通の評価A 上肢機能
身体領域共通の評価B 活動・参加
身体領域共通の評価C 実技
身体領域各論@ 脳卒中片麻痺 心身機能・身体構造
身体領域各論A 脳卒中片麻痺 活動・参加
身体領域各論B 脳卒中片麻痺 実技@
身体領域各論C 脳卒中片麻痺 実技A
身体領域各論D 脊髄損傷 心身機能・身体構造
身体領域各論E 脊髄損傷 活動・参加
身体領域各論F 脊髄損傷 実技
生活行為向上マネジメント@
生活行為向上マネジメントA

準備学習の内容・学ぶ上での注意
座席指定はしないが,感染対策ルールを守ったうえで前列より詰めて着席すること 講義内に教員が行う口頭質問,ディベートには積極的に参加することが望ましい。 各回の授業後には復習を必ず行うこと。 止むを得ず授業を欠席した際には,その補填学習を行うべく適切な行動をとること。

事前事後 学習内容 時間数
事前 授業終了時に案内する予習範囲を予習すること 15
事後 授業内容を別のノートにまとめなおすこと。随時点検します。 15

本科目の関連科目
臨床医学系科目、作業療法評価学U、身体障害作業療法学T、身体障害作業療法学U

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 60%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他(授業参加態度(質問、意見など主として積極性を評価)、教科書など持参物忘れは減点対象) 20%
授業参加態度、出欠席、定期試験結果から総合的に判断する。 授業ごとにリアクションペーパーを提出すること(即日提出すること)

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>長崎重信 監修,佐竹勝,石井文康 編集 <テキスト名>作業療法学ゴールド・マスター・テキスト 作業療法評価学 改訂第3版 <出版社>メジカルビュー
<著者>千野直一ほか編著 <テキスト名>実践リハビリテーションシリーズ脳卒中の機能評価 SIASとFIM基礎編 <出版社>金原出版株式会社



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