科目名 社会科教育法W

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 早川 寛司

テーマ
子どもたちが意欲的に取り組むことができる社会科の授業づくり・指導方法(ICTの効果的な活用法を含む)を研究する。

科目のねらい
<キーワード>
地域の教材化  社会科のめざすもの
社会科の基礎・基本  説明・発問・助言・指示の工夫
ICT・デジタルコンテンツの活用

<内容の要約>
〇社会科の授業実践記録を検討し、授業づくりの基本的な方法を学ぶ。 〇特に、地域の教材化の方法とその意義、平和教育・環境教育について学ぶ。 〇授業の指導案を作成し、ICT・デジタルコンテンツも活用した模擬授業を行い、互いに検討し、学び合う。

<学習目標>
1.地域の歴史を掘り起こし、教材化する方法について理解できる。
2.平和で民主的な社会の主権者を育てる教師としての基礎的な資質・能力を身につけることができる。
3.社会科の学習指導案が作成できる。
4.作成した学習指導案に基づき、模擬授業ができる。
5.子どもたちの興味・関心を高めるICT・デジタルコンテンツの活用ができる。

授業のながれ
実践例の検討@原始・古代史(土井ヶ浜の人骨・吉野ヶ里の首なし人骨)
実践例の検討A中世(尾張国郡司百姓等解文を読む)
実践例の検討B近代(三重県の自由民権運動)
実践例の検討C近現代(地域の戦没者のお墓調べ)
実践例の検討D近現代(戦争中の弥富金魚)
実践例の検討E近現代(四日市が原爆投下の練習台に)
実践例の検討F近現代(戦争と日本国憲法)
実践例の検討G現代(戦争と公害・マンガで学ぶ四日市公害)
指導案作成の方法 指導案作成@
指導案作成A
模擬授業@
模擬授業A
模擬授業B
模擬授業C
模擬授業のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
自分が模擬授業で扱いたいテーマに関しては、専門書・中学校の教科書などはもちろん、新聞・テレビ・ICT・デジタルコンテンツ・映画・博物館など、幅広く活用し、自分自身の関心を高めておくとよいです。  

事前事後 学習内容 時間数
事前 模擬授業で扱う単元についての研究 3
事後 講義履修者が行った模擬授業についての分析 3

本科目の関連科目
社会科教育法T、U、V

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 50%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他(講義内での複数回のミニレポート、講義における発表討論の状況、模擬授業などにより総合的に評価する。) 30%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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