科目名 | 政治学 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 1 | 後期開講 | 関口 哲矢 |
テーマ |
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近現代の歴史から学ぶ政治学 |
科目のねらい |
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<キーワード> 戦争 平和 国際関係 政党政治 行政改革 <内容の要約> 近現代に起こった内政や外交、戦争等をもとに現代政治をみる目を養う 現代政治を考えるうえで、政治家や官僚などの日々の行動を観察することが有効なのは言うまでもありません。それに加え、現代政治がどのような過程を経て築かれてきたのかという歴史的な視点も重要です。現代政治と近現代史にみられる政治は多くの共通点をもっているからです。近現代の政治を振り返り、評価すべき点や問題点を洗い出すことによって、現代政治や未来の政治に及ぼされる可能性のある危険を回避しやすくなると思います。 この講義では、近現代(特に1910年代〜2000年代)の内政、外交、戦争等を概観していきます。皆さんにはこの頃の日本の歩みが現代政治のどの部分と重なるのかを1つでも多くみつけてもらい、何を教訓とすべきかを考え抜いてもらいたいと思います。話しあいや討論を通じて真剣に考えた成果が、これから皆さんが歩んでいかれる手がかりになればうれしく思います。 <学習目標> 政治的な出来事の概要を理解することができる。 さまざまな資料を活用し、政治的な出来事を図や文章や発言によって説明することができる。 個々の政治的な出来事を、相互に関連づけて考えることができる。 過去の出来事から学んだことを、現代に起こっていることと結びつけて考えることができる。 主体的に疑問や関心を持ち、追求したことが表現できる。 |
授業のながれ |
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ガイダンス(講義の狙いや注意事項など) 第1次世界大戦の発生と日本の対応 戦後の国際秩序の形成 協調外交から強硬外交への転換 政党内閣期の政治 政党政治終焉後の政治 日中戦争〜アジア・太平洋戦争期の戦争指導体制 敗戦がもたらした問題 55年体制のもとでの政治 自衛隊の活動を考える(海外派遣や集団的自衛権の議論) 1993年の政権交代(意義と影響) 2009年の政権交代(意義と影響) 行政改革の歴史をたどる 討論会(新型コロナウィルスの感染状況によっては討論会を取りやめ、通常の講義に変更する) 全体のまとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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次の@〜Dの徹底をお願いします。 @ シラバスのキーワードや講義の各回に示してあるテーマにくわえ、配付する資料を熟読して内容を理解しておく。わからない部分は事典類や地図で調べておくこと。 A 重要と思う部分は積極的に書きとめる。 B 配付する資料や話しあい及び討論の内容は、講義の後、時間を置かずに振り返る。 C 常に疑問を持つなど、主体的に学ぶ姿勢をもつ。 D 私語や無断退出といった他の受講生に迷惑となる行為・携帯電話の使用などは厳禁とする。場合によっては単位を認めない。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 講義で扱う事項等の下調べ | 10 |
事後 | 講義で説明した部分等の振り返り | 10 |
事前 | 話しあい及び討論の準備 | 5 |
事後 | 話しあい及び討論の振り返り | 5 |
本科目の関連科目 |
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近現代の政治外交史や現代政治を取り扱う講義の受講は有効です。 |
成績評価の方法 |
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期末レポート、講義内外の課題提出、話しあいや討論への参加、によって評価する。 (ただし、新型コロナウィルスの感染状況によっては話しあいや討論を別の課題に変更する) |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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