科目名 被災者支援と福祉防災に向けた実践演習

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 山本 克彦、篠原 辰二

テーマ
「発災後にソーシャルワーカーとしてどう動けるか」に関する知識や技術を、自身の専門性や居住地に置き換えて、より個別性をもって具体化していく

科目のねらい
<キーワード>
被災者支援  福祉防災
ソーシャルワーク  多職種連携
ネットワーク

<内容の要約>
大規模な災害発生後、被災地からの支援のニーズは段階的に多様化し、それに伴い、支援者には幅広い知識や想像力、臨機応変に対応する力、そして広域的で多職種にわたる機関や団体、人とつながる・つなげる力が必要とされる。 本スクーリングでは、他の科目でこれまで培ってきた「発災後にソーシャルワーカーとしてどう動けるか」に関する知識や技術を、自身の専門性や居住地に置き換えて、より個別性をもって具体化していく。1日目には災害被災者に対する中長期の「生活支援」を中心に学び、2日目には演習を通じて、履修者が平時においても福祉防災の推進を担う力を身に付けていく。そして、受講者同士で広域的な多職種間のつながりを作り、長期的なネットワークとして構築していくことで、万が一の災害時に受講者間で組成する、あるいはお互いに支援が可能なチームへと展開させていくこと目指していく。 【日程・スクーリング会場】 https://www.nfu.ne.jp/open/image/lesson/schooling_schedule.pdf   ※変更の場合は随時お知らせします

<学習目標>
被災後の人々の生活やニーズを想像し、段階に応じた具体的な支援策を挙げ、説明することができる。
自身の住む地域での発災時に、自らがどのように動くべきか、それを具現化するために何が必要か例示することができる。
受講者間の交流を通して広域的で多職種のつながりを作り、長期的なネットワークを構築することができる。

授業のながれ
2日間のスクーリングの日程については、1ヶ月程度前にnfu.jpで案内する

準備学習の内容・学ぶ上での注意
積極的な授業への参加を求める。 本スクーリング終了後、受講者同士で広域的な多職種間のつながりを作り、長期的なネットワークとして構築していくことで、万が一の災害時に受講者間で組成する、あるいはお互いに支援が可能なチームへと展開させていくこと目指していく。

事前事後 学習内容 時間数
事前 自身の住む地域において、発災後の支援時に鍵となるであろう施設や機関、団体、人などを10例探し、それぞれの役割を調べ、事前課題シートに記入しておくこと(スクーリング当日に使用する)。 10
事前 推薦図書をはじめとした関連分野の書籍を手に取ってみる。 10
事後 興味をもった講に関して学習を深める。 10

本科目の関連科目
地域福祉と包括的支援体制、災害復興のための制度と法、ヒューマンケアのための多職種連携、ふくしと減災コミュニティ

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
事前レポートの提出、出席・グループワーク内容、科目修了試験の3つの総合評価を行う。評価基準は、A、B、Cを合格、Dを不合格とする。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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