| 科目名 | 司法と福祉の連携とソーシャルワーク |
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| 単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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| 2 | 1 | 通年開講 | 鷲野 明美 |
| テーマ |
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| 刑事司法の理念と仕組み、罪に問われた人を支える司法と福祉の連携、ならびに、様々な立場におけるソーシャルワーク実践のあり方について学ぶ |
| 科目のねらい |
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<キーワード> 司法と福祉の連携 刑事司法 ドイツ ソーシャルワーク <内容の要約> 近年、罪に問われた高齢者、障がい者等への福祉的支援の必要性と重要性が認識され、司法と福祉の連携による支援が進められている。これに伴い、刑事司法分野等へのソーシャルワーク専門職の配置が進み、新たな領域でのソーシャルワーク実践が行われてきた。罪に問われた人たちの社会復帰を支えるには、これら司法分野のソーシャルワーカーの実践に加え、地域で活動するソーシャルワーカー、さらには、住民、保健・医療・福祉・教育等の関係機関との連携による支援が必要不可欠である。この講義では、刑事司法の理念と仕組み、罪に問われた人を支える司法と福祉の連携、ならびに、様々な立場におけるソーシャルワーク実践のあり方について、ドイツにおける取り組みも参考にしながら学ぶことを目的とする。 【日程・スクーリング会場】https://www.nfu.ne.jp/open/image/lesson/schooling_schedule.pdf ※変更の場合は随時お知らせします <学習目標> @刑事司法の理念と仕組みを説明することができる。 A罪に問われた人が抱える問題とその背景を理解するとともに、司法と福祉の連携のあり方について説明することができる。 B罪に問われた人の社会復帰を支えるソーシャルワーク実践について理解し、それぞれの立場で行動することができる。 |
| 授業のながれ |
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2日間のスクーリングの日程については、1ヶ月程度前にnfu.jpで案内する ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ |
| 準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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| 鷲野明美(2020)「罪に問われた高齢者への福祉的支援-刑事司法と福祉の連携に関する日独比較から」『法律時報』(2020年2月号)日本評論社 を事前に読んでおくこと。 鷲野明美(2020)『刑事政策におけるソーシャルワークの有効性-高齢者犯罪への対応に関する日独比較研究』 中央経済社 を事前に読んでおくことが望ましい。 |
| 事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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| 事前 | 新聞やテレビ等で取り上げられる、罪に問われた高齢者・障がい者に対する支援に関わる情報に注意を傾けていることが望ましい。 | 5 |
| 事前 | 関連図書を手にとってみる。 | 10 |
| 事後 | 興味をもった講に関して学習を深める。 | 10 |
| 本科目の関連科目 |
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| 更生保護制度、刑事司法と福祉 |
| 成績評価の方法 |
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| スクーリング最終日に行われる科目修了試験により評価する。科目修了試験では、@スクーリングでとりあげた事柄を正しく理解している、A求められていることを正しく受け止め、受講生自身が自ら「考え」「伝える(記述する)」ことができている、B自分の「考え」を根拠を示しながら述べているという観点から評価し、評価基準についてはA(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。 |
| テキスト |
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| □テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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