科目名 福祉・介護のマネジメントとリーダーシップ

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 尾林 和子

テーマ
福祉・介護事業体(法人・事業所)のマネジメントの基礎を学び、そのうえでサービスの質を向上させるためのチームビルディングの方法とリーダーシップのあり方について学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
マネジメント
  ネットワーク

ソーシャルワーク


<内容の要約>
世界を襲ったコロナパンデミックは大きく福祉の在り方を変えた。福祉国家と言われたスウェーデンの行った施策はエイジズムそのものだった。そこで行われた大きな反省を紹介しつつ、これから転換するべき福祉の在り方を問い直す。日本で行われる介護サービスを提供する経営主体(法人)において必要な介護理念を再検討し、施設・事業所の目指すべき姿を考える。法人事業所で働く私たちにとっての理念はなにか、それは最終的にどのような成果を生むのか。それぞれの組織が何をできるかを考え、変わりゆく情報社会を背景とした福祉マネジメントの在り方も探る。この講義では、マネジメントの基礎とマネジメントサイクルの理解と理念に基づく経営の重要性、組織として取り組むチームワークに必要なリーダーシップとフォロワーシップのあり方を学び、チームビルディングに必要なコミュニケーションスキルへの理解を深める。さらにOJTなどの人材育成研修や職場内研究活動を能動的に取り組むスキルとして「コーチング」を学び、社会のニーズに応じたチームワークとリーダーシップの実践的なあり方を身につけ、情報社会におけるチームビルディングの創造的プロセスを学ぶ。

【日程・スクーリング会場】
https://www.nfu.ne.jp/open/image/lesson/schooling_schedule.pdf
  ※変更の場合は随時お知らせします

<学習目標>
福祉経営におけるマネジメントの意義を説明することができ、プロセスの基礎を具体的に述べることができる。

マネジメントサイクルを管理する要点を述べることができ、ニーズに応じたサービス提供に応用することができる。

チームビルディングの意義と構築のための方法を学習し、リーダーシップとフォロワーシップの実践的なあり方を理解し、具体的に述べることができる。

OJTなどの人材育成の要点として「コーチング技術の活用」をあげることができる。

授業のながれ
2日間のスクーリングの日程については、1ヶ月程度前にnfu.jpで案内する

準備学習の内容・学ぶ上での注意
事前に以下@Aについて準備してくること(A4用紙1枚以内、7枚コピーし当日持参のこと)。グループワークで使用する。 @自らの勤務する福祉事業体(法人・事業所)の経営理念について調べ、経営する事業の概要、理念の有無、理念の内容と実践状況をまとめる。 A理念が経営に生かされているかどうかについて簡単にまとめる(500字程度)。 ※福祉・介護事業に現在従事していない者は、過去の勤務先や実習先、近隣の福祉事業体などについて調べ、できる限り事前課題を準備してくること。

事前事後 学習内容 時間数
事前 事前レポートの作成 10
事前 関連図書を手にとってみる。 10
事後 興味をもった講に関して学習を深める。 10

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他  10%
スクーリング最終日に行われるレポートにより評価する。評価基準はA(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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