科目名 国際開発と貧困問題

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 斎藤 千宏

テーマ
国際開発における健康づくりと「共治」

科目のねらい
<キーワード>
グローバリゼーション  規制緩和

<内容の要約>
グローバリゼーションや規制緩和を背景として、世界では市場を通じた経済活動が主軸になり、極度の貧困状態にある人々は減少している。ビジネスを通じて貧困から抜け出せるようにしようという動きもある。他方で、経済成長が進み始めた新興国の内部での格差はむしろ拡大している。健康面に目を転じると、結核などの感染症をはじめとする疾病予防においても大きな課題が山積している。このスクーリングでは、共治(ガバナンス)に視座を置きながら、それら途上国の政府と市民社会組織とが相互作用をしながら、さらに国際社会の諸機関も関わりながら、いかにしてこうした諸課題の解決にむけて取り組んでいるのかをインドを中心に学んでいくことにする。

【日程・スクーリング会場】
https://www.nfu.ne.jp/open/image/lesson/schooling_schedule.pdf
  ※変更の場合は随時お知らせします

<学習目標>
@開発途上国の人々の暮らしと私たちの暮らしのつながりについて説明できる。
A国際開発における貧困緩和のさまざまなアプローチや戦略について説明することができる。
B国際開発の将来方向についてのイメージをもち、その現状や課題について知った上で、解決に向けた行動に参加できる。

授業のながれ
2日間のスクーリングの日程については、1ヶ月程度前にnfu.jpで案内する

準備学習の内容・学ぶ上での注意
スクーリングのなかで、さらに文献を紹介する。

事前事後 学習内容 時間数
事前 ●日頃から新聞、テレビ等で開発途上国に関わる情報に注意を傾ける。 ●テキスト科目「国際開発」を合わせて受講することが望ましい。 10
事前 関連図書を手にとってみる。 10
事後 興味をもった講に関して学習を深める。 10

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
記述式で2題、出題の予定。すべての設問に的をはずさす答えていること、たんなる感想ではないこと、自分に引き付けて感想を述べている場合でもよく考えられており、次につながるような解答であること。 評価基準はA(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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