| 科目名 | 発達精神病理学 |
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| 単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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| 2 | 1 | 通年開講 | 牧 真吉 |
| テーマ |
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| 心の発達を理解することにより、自閉スペクトラム症を理解してその発達に付き合える。かつ、アタッチメントの発達がうまくできていないことの理解を深める。 |
| 科目のねらい |
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<キーワード> 発達障害 自閉スペクトラム症 発達の遅れ アタッチメント <内容の要約> 発達障害という言葉が、世の中に広がっている。それを脳の障害と考えてしまうことによる思考停止が、対応を考えることに悪影響を与えてしまった。よく見ていくと、発達の遅れと考えることで理解できることが多い。発達の遅れは、多くはバラツキによるものであり、必ずしも病的現象ではない。身長や体重の違いを病気として理解しないことと同じである。ただ、こころの育ちは遅れを認めてもらえないことによって新たな負荷を受けることになる。そのことによる二次的な現象が起きてしまう。 こうしたことを理解しながら付き合うことによって成長を認めることができる。その子自身の発達に丁寧に付き合うことが、今求められていることである。こうしたことを講義を通して理解することが狙いである。 <学習目標> コミュニケーションの発達を理解できる 自閉スペクトラム症の症状を理解できる 自閉スペクトラム症の親子に適切に対応できる .関係の発達の遅れとして理解することで多くの子どものことが理解できる |
| 授業のながれ |
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第1講 はじめに 第2講 コミュニケーションの発達 第3講 通じる体験が育てる 第4講 通じる体験が育てる2 第5講 言葉によって考える 第6講 自閉症児の育ち ―どんな発達が遅れているのか― 第7講 遅れへの対応 ―今の発達につきあう― 第8講 体験貯蔵庫−体験したことによっていろいろ修飾される− 第9講 学校では 第10講 子どもは社会の中で育つ 第11講 乳幼児期から学童期へ ―心理的視点からの子ども理解― 第12講 自閉症スペクトラムの子どもと学校教育 第13講 思春期・青年期の生きづらさ 第14講 成人期の就労の現状と支援 第15講 まとめ |
| 準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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| 教材内には確認テスト、小テストが設けられています。小テストは、80%以上の正答率で合格となります。 |
| 事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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| 事前 | 関連分野の書籍を手に取ってみる。 | 10 |
| 事後 | オンデマンド教材でくり返し学習する。 | 15 |
| 事後 | 興味をもった講に関して学習を深める。 | 10 |
| 本科目の関連科目 |
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| 成績評価の方法 |
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| すべての講義コンテンツを視聴し、すべての小テストに合格後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。 |
| テキスト |
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| □テキストを使用する □レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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