| 科目名 | 生涯学習論 |
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| 単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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| 2 | 1 | 通年開講 | 中川 晴夫 |
| テーマ |
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| 世代共生と地域共創を中心に生涯学習の理念と本質を理解する |
| 科目のねらい |
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<キーワード> 生涯継続学習と生涯設計学習 世代共生 地域共創 <内容の要約> 生涯学習の本質は2つの側面を持っている。学習機会としては「生涯にわたる学習」(生涯継続学習)であり、学習目的としては「生涯のための学習」(生涯設計学習)である、という観点を重視する。その場合、生涯継続学習の基調は、人びとが生涯という時間を共有することの重要性、つまり世代共生の意義を理解することであり、生涯設計学習の基調は、人びとが地域という空間を共有することの重要性、つまり地域共創の意義を理解することである。以上、世代共生と地域共創を中心に生涯学習の理念と本質を理解することをねらいとする。 <学習目標> なぜ人は学ぶのか、「学び」の意味と教育の本来的なありかたについて説明ができる。 現代社会に生きている人々が抱える課題の解決に向けて生涯学習が果たすべき役割や意義について説明ができる。 日本と諸外国の教育制度や教育、とりわけ成人に関わる教育制度や学習権保障が抱える今日的課題と生涯学習が国際的に登場してきた背景と必要性について説明できる。 「地域づくり」と「世代間共生」が人間の成長・形成に及ぼす役割や影響について説明できる。 |
| 授業のながれ |
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単元 I 生涯学習の登場 第1講 生涯学習の現状と課題 第2講 国際的な生涯学習観念 第3講 わが国の生涯学習観念 単元 II 生涯学習の意義 第4講 生涯をめぐる世代軸と地域軸 第5講 生涯継続学習と生涯設計学習 第6講 添削課題 単元 III 生涯学習の内容 第7講 自然生活と生涯学習 第8講 社会生活と生涯学習 第9講 文化生活と生涯学習 単元 IV 生涯学習の形態 第10講 生涯学習の場面 第11講 生涯学習の受講者 第12講 生涯学習の支援者 単元 V 生涯学習の展望 第13講 生涯学習と世代共生 第14講 生涯学習と地域共創 第15講 添削課題 |
| 準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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| 添削課題を受けることで、テキストで学んだ内容の理解度を確認することができます。添削課題は80%以上の正答率で合格となります。また、テキストだけでなく推薦図書や関連する書籍に幅広く目を通してほしいと思います。 |
| 事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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| 事後 | 関連分野の書籍を手に取ってみる。 | 10 |
| 事後 | 添削課題に取り組む | 8 |
| 事後 | 興味をもった講に関して学習を深める。 | 10 |
| 本科目の関連科目 |
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| 成績評価の方法 |
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| すべての添削課題に合格後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。 |
| テキスト |
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| ■テキストを使用する □レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>那須野隆一 <テキスト名>生涯学習論 <出版社>本学オリジナル |
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