科目名 ソーシャルワーク実習指導T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 2 後期開講 浅原 千里

テーマ
ソーシャルワーク実習の基礎を習得する。 包括的な支援に必要なソーシャルワークの視点を学ぶ方法を習得する。

科目のねらい
<キーワード>
ソーシャルワーク実習の事前学習  社会福祉の利用者
社会福祉専門職  社会福祉実践現場
実習契約

<内容の要約>
ソーシャルワーク実習入門での学習をふまえ、福祉サービス利用者と関わる現場体験と、事後のふりかえりを行い、社会福祉実践のイメージをつかむとともに、ソーシャルワーク実習のねらいと事前学習―現場実習―事後学習という実習教育の仕組みを理解する。実習施設を決定し、2年次2−3月の実習(60時間)で包括的な支援に必要なソーシャルワークの視点を学ぶための準備として、実習分野、施設・機関、地域に関する知識、実習記録の方法、実習計画の作成を学ぶ。

<学習目標>
ソーシャルワーク実習の学習方法を説明できる。
実習施設・機関の機能・役割、利用者の特性を説明できる。
実習計画(60時間)を実習指導者へ説明できる

授業のながれ
現場体験
合同オリエンテーション(ソーシャルワーク実習指導Tの概要と進め方)【全体講義】
利用者を地域で支える多様な主体の理解
利用者の視点に立った地域アセスメントの方法
利用者の視点に立った地域アセスメントの方法
実習計画書の書き方
地域ニーズのアセスメントと資源開発の必要性(アセスメント方法の実際)
地域ニーズのアセスメントと資源開発の必要性(資源開発のプロセス理解、実践事例の共有)
地域を支えるソーシャルワークの役割理解(メゾ・マクロ領域の役割)
組織・機関としての地域への働きかけの意義と方法
実習日誌の書き方
自分の実習動機、実習分野、地域について説明する
実習前オリエンテーション【全体講義】
実習帰校日指導
実習巡回指導

準備学習の内容・学ぶ上での注意
1. 社会福祉士国家試験受験資格取得に必要な「ソーシャルワーク実習」「ソーシャルワーク実習指導U」を履修するための要件科目である。 2. 履修する学生は 「日本福祉大学社会福祉学部 『社会福祉士国家試験受験資格』 取得に関する履修規程」 に基づいた履修要件を満たすこと。 3.ソーシャルワーク実習入門の単位を修得したもので同規程に定める要件を満たしたものは、ソーシャルワーク実習指導Tを履修することができる。 4. 3年次編入生は、 第 3 学年で履修する。 5.原則としてソーシャルワーク実習指導Tの再履修は認めない。 6.ソーシャルワーク実習指導Tを履修する学生で、諸事情により次年度の実習を行なわないことにしたものは 「実習辞退届」 を提出する。7.11月中旬〜下旬に、実習Tを行う施設・機関に事前訪問を実施する。8.科目のながれ (講義順序) は変更になることがある。

事前事後 学習内容 時間数
事前 次回授業の準備、宿題 10
事後 授業のふりかえり、課題学習 10
事後 レポート作成のための学習 10

本科目の関連科目
「社会福祉方法原論T・U」「ソーシャルワークT・U」 「児童・家庭福祉論」 「障害者福祉論」 「高齢者福祉論」「地域福祉論T」 「フィールド実践演習」 「ソーシャルワーク演習T・U」「社会福祉原論T・U」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 50%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  50%
2日以上の現場体験を行い、「現場体験レポート」「実習計画書@」「実習施設の概況表@」の提出、ソーシャルワーク実習指導Tの授業への出席を満たしたものについて、提出課題の内容等を勘案してSABCDで評価する。評価を受けるための要件が1つでも満たせないものがある場合は、評価要件不足によるDとする。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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