科目名 | 行政福祉特別講義 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 前期開講 | 田中 優 |
テーマ |
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地域社会における多様な主体の連携・協力によるまちづくり(課題解決) |
科目のねらい |
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<キーワード> 公共経営 まちづくり 住民自治 参加(参画)と協働 (ローカル)ガバナンス <内容の要約> 「まちづくり(公共経営)」とは、比較的新しい概念だが、本科目では、ひとまず、「地域社会における多様な主体が自律的に(個々人の自己実現を超越した)連携・協力を行って、身近な居住環境を漸進的に改善し、まちの活力と魅力を高め、生活の質向上を実現していくための一連の持続的な活動」という定義を試みておく。そこで、本講では、こういったフレームの下、参加者の一人ひとりが、今後の「まちづくり(公共経営)」における中心的な担い手となるにあたっての必要な問題意識・思考方法・技術・知識等にかかる学びを展開していくことにする。 具体的には、I<公共経営についての理論を確かなものにする>、U<公共経営の制度・問題を知る>、V<公共経営の技術:「わざ」を身につける>を中心的な柱としながら、当該テーマに関する様々な「気づき/築き」の作業を参加者全員で行っていくことにしたい。 なお、担当教員は、長年に亘る公務員経験を有していたことから、公共経営(まちづくり)に関する理論と実務を架橋した講義を展開する。 <学習目標> まちづくり(公共経営)の理論・制度・仕組みについて説明ができる。 まちづくり(公共経営)の実践家である各ゲストスピーカーの講演内容等について理解し、考察ができる。 今後の「まちづくり(公共経営)」における中心的な担い手となるにあたって必要な、問題意識・思考方法・技術・知識等を修得し、自分たちなりの協議・検討ができる。 自分たちに身近な「まちづくり(公共経営)」について、様々な「気づき/築き」の作業(たとえば、参加・協働による地域問題の解決提案など)ができる。 |
授業のながれ |
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オープニングガイダンス(15回の授業の流れについて確認するとともに、まちづくり(公共経営)とは何かについて参加者と意見交換する) 「まちづくり(公共経営)」とは何か(1)(「ガバナンス(協治・共治)」概念を使いながら、現代日本社会における「まちづくり(公共経営)」について講義する) 「まちづくり(公共経営)」とは何か(2)(「まちづくり(公共経営)」の概念を、「住民自治」や「地域再生」といったフレームから議論する) 「まちづくり(公共経営)」とは何か(3)(前講に引き続き、当該概念を、「住民自治」や「地域再生」といったフレームから論じる) 「まちづくり(公共経営)」とは何か(4)(ヨソモノともつながった新しい協働型のまちづくり(公共経営)について、「ネットワーク」概念等を用いながら検討する) ヨソモノからみた「まちづくり(公共経営)」(ここまでの授業内容を踏まえたNHK特集番組を鑑賞し、ガバナンス型・協働型のまちづくり(公共経営)についてレポート作成し意見交換する) まちづくり(公共経営)の実践家による講演会(1)(ゲストスピーカーによるまちづくり(公共経営)実践の講演会を行い、これまでの講義内容を踏まえた考察を実施する) まちづくり(公共経営)の実践家による講演会(2)(ゲストスピーカーによるまちづくり(公共経営)実践の講演会を行い、これまでの講義内容を踏まえた考察を実施する) まちづくり(公共経営)の実践家による講演会(3)(ゲストスピーカーによるまちづくり(公共経営)実践の講演会を行い、これまでの講義内容を踏まえた考察を実施する) まちづくり(公共経営)の実践家による講演会(4)(ゲストスピーカーによるまちづくり(公共経営)実践の講演会を行い、これまでの講義内容を踏まえた考察を実施する) まちづくり(公共経営)の実践家による講演会(5)(ゲストスピーカーによるまちづくり(公共経営)実践の講演会を行い、これまでの講義内容を踏まえた考察を実施する) まちづくり(公共経営)の実践家による講演会(6)(ゲストスピーカーによるまちづくり(公共経営)実践の講演会を行い、これまでの講義内容を踏まえた考察を実施する) まちづくり(公共経営)の実践家による講演会(7)(ゲストスピーカーによるまちづくり(公共経営)実践の講演会を行い、これまでの講義内容を踏まえた考察を実施する) まちづくり(公共経営)の実践家による講演会(8)(ゲストスピーカーによるまちづくり(公共経営)実践の講演会を行い、これまでの講義内容を踏まえた考察を実施する) まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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受講に際しては、毎日の新聞記事等を通じ、まちづくり(公共経営)に関する情報を収集するように心掛けること(自分の居住地域を中心として)。また、各回のふりかえりシートなどを通じて、積極的に質問・意見等を述べるようにも努めること。この他、事前学習では自ら指定の参考書を読み込み、理解に努めたり、ゲストスピーカーへの質問事項を考えるなどの取り組みをしなければならない(当たり前のことであるが、ご講義を頂く外部講師の方々に失礼のない姿勢・態度・マナー等をもって臨むこと)。また、事後学習では、自分で作成した授業ノートを読み返し、復習するなどの主体的学習が必要となる。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 参考書や新聞記事の読み込みなど | 15 |
事後 | 課題レポートの作成 | 2 |
事後 | 毎回の復習 | 15 |
事後 | 全講義終了後の試験対策 | 3 |
本科目の関連科目 |
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地方自治論、総合政策学、フィールド実践演習など |
成績評価の方法 |
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毎回提出のふりかえりシートやゲストスピーカーの講演に対するミニレポート内容等と期末試験をあわせ評価を行う。また、講義への参加姿勢(発言等)も評価の対象とする。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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