| 科目名 | 精神医学U |
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| 単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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| 2 | 2 | 後期開講 | 牧 真吉 |
| テーマ |
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| 統合失調症、気分症群を中心にしてその理解とつきあい方を学ぶ |
| 科目のねらい |
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<キーワード> 統合失調症・気分症群の理解 健康的な面でつきあう 障害者の思い わかり合える嬉しさ 恐怖・不安についての理解 <内容の要約> 昔の精神科病院が関わった領域(いわゆる精神病)について、理解を深める。彼らの体験がいかなるものであるのか、わかってもらえないことが二次的な障害を加えていると仮定して考えると見えてくるものは何なのか。彼らの体験を理解して、彼らとかかわりを持ち続けることができるようになるために、どのようなかかわりがいいのかを考えることができるようにしていく。それが結果的には治療的かかわりになっていく。合わせて精神科医療とその法律の概念を学ぶ。 <学習目標> 主だった精神障害(メンタルディスオーダー)を理解することができる。 それそれの疾患についてアプローチの特徴を知ることができる。 健康的な面にアプローチすることで変化が望めることを理解できる。 対応の多様性を知るとともに工夫する態度を育てることができる。 睡眠によって精神病状態を回復させることを知ることができる |
| 授業のながれ |
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精神科関わりの基本 精神病レベルに理解 抑うつ症群@ 概念と症状 抑うつ症群A 疫学と治療 双極症 統合失調症@ その歴史と全体像 統合失調症A 症状@ 統合失調症B 症状A 発病以前 統合失調症C 経過@(発病以前) 統合失調症D 経過A 回復期 統合失調症E 治療 認知症 ゲスト講義 災害精神医学 睡眠覚醒障害 地域精神医学 精神保健福祉法 |
| 準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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| 精神医学では専門用語が多くある。特殊な状態をなんとか表現しようとした結果、特殊な言葉を作るしかなくなってしまっている。その言葉をある程度覚えないと先に進めない。十分理解できなかった言葉については自ら調べて理解するようにする。その上でわからない言葉については質問をする。疑問に思ったことを調べる習慣を身につけるようにする。理解することができて、つき合うことができればそれが治療につながっていく。薬物療法の出現によってつき合うことが以前に比べれば楽になってきている。しかし、その分理解が不十分になってしまうことがあるので、自分なりの理解の仕方を身につけられるように調べるようにすること。 |
| 事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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| 事前 | 中井の看護のための精神医学の該当のところを事前に読んでくる。 | 15 |
| 事後 | 分からなかったことを参考文献などで調べて整理し、復習する。 | 10 |
| 本科目の関連科目 |
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| 精神医学T(ここで学んだことを前提にして話を進める) 精神保健学 |
| 成績評価の方法 |
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| 期末試験を中心に評価して、中間レポートによって評価を補い、授業中の質問などによって5%程度補う。 |
| テキスト |
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| □テキストを使用する ■レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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