科目名 スポーツ実技

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 洞井 秀之

テーマ
老若男女、子どもも大人も障碍者も健常者も分け隔てなく、すべてのみんなが楽しんで参加できるアダプテッド(適合する)なスポーツを通して、身体を動かす喜びや楽しみを味わうことができる。その体験を生涯スポーツへとつなぐ。

科目のねらい
<キーワード>
障害者スポーツ  パラリンピック競技
アダプテッドスポーツ

<内容の要約>
体育・スポーツに関する教養は、現代に生きる私たちにとって非常に重要なものです。ユネスコの「体育・スポーツ国際憲章」に代表されるように、この教養は権利としてのスポーツ、すなわちスポーツ権として考えられています。人間が人間らしく生きる(文化的生存)ために体育・スポーツに関する国民的教養が求められているわけです。また、生涯スポーツの実践は、生涯にわたる健康の獲得と向上にも深いかかわりがあります。社会福祉学部においてスポーツを履修する目的は、この国民的教養を「スポーツの主人公」にふさわしく形成するためです。 特にこの授業では障害者がスポーツに参加するための工夫を考え、実践していくことを中心的な内容とします。

<学習目標>
生涯スポーツを理解し、様々な立場の人にスポーツの素晴らしさを伝えることができる
性別・能力・経験に関わらず、スポーツ技術を高め、楽しむ能力を身につけることができる
主体的にスポーツにかかわり,人類の創造した文化財産としてのスポーツの面白さを味わうことができる
<Adapted Sports>という考え方を理解し,実践することができる−体をスポーツに合わせるのではなく,スポーツを体に合わせていくことができる
障がい者スポーツのルールや技術を説明、実践することができる

授業のながれ
オリエンテーション(授業の進め方、障害とは、「Adapted」の意味等)
車いす使用児・者とアダプテッドスポーツ(車いすについて)
車いすバスケットボールT
車いすバスケットボールU
様々な車いすスポーツの実践T
様々な車いすスポーツの実践U
車いす使用児・者の理解とゲームづくり
車いす使用児・者と一緒に楽しめるゲームの紹介と実践
視覚障がいとアダプテッド・スポーツ(視覚障がいの介助方法)
サウンドテーブルテニスT
サウンドテーブルテニスU
ゴールボールT
ゴールボールU
視覚障がいの理解とゲームづくり
視覚障がいと一緒に楽しめるゲームの紹介と実践
パラリンピックの世界(アダプテッド・スポーツの報告)
肢体不自由児・者とアダプテッド・スポーツ(義足について)
シッティング・バレーボールT
シッティング・バレーボールU
高齢者・高齢障がい者とアダプテッド・スポーツ(高齢者疑似体験)
フライングディスクT
フライングディスクU
ボッチャT
ボッチャU
みんなで楽しめるアダプテッド・スポーツ(四面卓球バレー)
みんなで楽しめるアダプテッド・スポーツのゲームづくり
みんなで楽しめるアダプテッド・スポーツの紹介と実践
パラリンピック教育実践T
パラリンピック教育実践U
1年間のまとめ:アダプテッド・スポーツの可能性

準備学習の内容・学ぶ上での注意
授業に参加して、身体を動かすことや授業中の積極性が大切なので、遅刻や欠席をしないようにしてください。また、受講生みなさんの状況により、種目や実施の順番などが変わることがありますので、ご承知ください。

事前事後 学習内容 時間数
事前 種目のルールを確認する 5
事前 練習する技術の概要を調べる 10
事前 種目の歴史や文化の概要を学習する 5
事後 練習した技術のポイントをまとめる 10

本科目の関連科目
スポーツと文化、スポーツ研究ほか

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 30%
その他  70%
評価は、履修者個人やグループでの授業の取り組みなど実技状況やレポート、技能などを総合的に評価する。具体的な評価配分点は、実技点50点、技能点25点、裁量点25点とする。これは、受講するスポーツ種目が異なっても科目共通の評価内容とする。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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