科目名 専門実技(テニス)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 3 前期開講 岩月 俊二

テーマ
テニスをスポーツとして安全かつ安心して楽しむ

科目のねらい
<キーワード>
ゲームベース  Play & Stay
安心・安全  楽しさ

<内容の要約>
「テニスはネットをはさんで得点し合うゲームである」という考え方にもとづき、戦術面の課題をクリアするために必要な技術を身に付ける。同時に、テニスを歴史的文脈に沿って考えるとともに、世界的なトレンドをマナー、エチケットとともに教養として学習する。ミニ・ゲームを織り交ぜながら、前半ではボールやラケットの扱いに慣れることからじめ、ゲームに必要なサーブやレシーブ、グラウンド・ストローク、ボレーといった基礎技術をはじめ、技術に付随する基本的なグリップ、フットワーク、身体の使い方も学ぶ。中盤では実技を体力面から考えるきっかけとして、テニスに即した体力測定を実施する。後半ではダブルスおよびシングルスのプレーができることを目標に、試合のルール、審判法を学びながら、リーグ戦、チーム対抗戦を行う。

<学習目標>
ゲームに親しむ過程(ゲームベース)でテニスに必要な技術、戦術を身に付けることができる。
歴史、ルール、マナーについて学習し、社交の手段としてもテニスがプレーできる。
テニスの楽しさや面白さを理解し、生涯スポーツとしてテニスに親しむことができる。
ダブルス、シングルスを審判法も含めてプレーすることができる。
身の回りおよびオンコートの安全を自ら確保することができる。

授業のながれ
オリエンテーション(テニスの特性、「ゲームベース」という考え、ボール遊び、ミニ・ゲーム、コート管理)
サーブ(構え、トロフィー・ポーズ、ゼロ・ポジション)、サーブ&リターン、スマッシュ、ミニ・ゲーム
構え、ユニット・ターン、打球スタンス(オープン、スクエア)、フットワーク(サイドステップ、クロスステップ、クロスオーバー)
フォアハンド・グランドストローク(グリップ、構え、ユニット・ターン、打点、フットワーク)
バックハンド・グラウンドストローク(グリップ、構え、ユニット・ターン、両手打ち/片手打ち、打点、フットワーク)
ボレー(グリップ)、ボレー&ストローク、ゲーム形式練習
テニスの体力測定(オンコートでの体力測定)
試合方法T(試合のルール、マナー、エチケット、審判法、ダブルス)
試合方法U(ダブルス、戦術)
試合方法V(シングルス、戦術)
リーグ戦(ダブルス)1回戦
リーグ戦(ダブルス)2回戦
チーム対抗戦 1回戦
チーム対抗戦 2回戦
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
テニスに限らずスポーツを楽しむためには、安全かつ安心して運動できる環境が必要である。そのため、本クラスの受講には以下の姿勢が求められる。 @動きやすい服装、テニス用シューズの着用 A基本的なマナー(あいさつ、時間をまもる、他者への尊敬) B用具(ラケット、ボール、ネット等)を丁寧に扱う 特定のテキストは使用しないが、必要に応じて資料を配布する。その他、メディアにおけるテニスの話題に注意を払い、テニスの楽しさを探求する習慣を身に付ける。なお受講者の学ぶ権利の確保、擁護という観点から、ハラスメント行為についてはキャンパス・ハラスメント防止ガイドラインに沿って対応する。

事前事後 学習内容 時間数
事前 授業内容について各メディア(文字、音声、画像、映像等)を活用した情報収集 7.5
事後 配布資料の通読または視聴を行い、未知の情報があれば探求し新たな知見を得る 15

本科目の関連科目
スポーツ指導法演習(テニス)、コンディショニング演習、測定・評価、スポーツバイオメカニクス、トレーニング科学、スポーツ生理学

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  100%
出席状況(60%)、授業に取り組む姿勢(20%)、技術の向上度合(20%)、単位修得のためには2/3以上の出席が必要

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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