科目名 保育実習指導TB(施設)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 3 前期開講 渡辺 顕一郎

テーマ
初めて取り組む施設実習に向けて、児童福祉施設現場に身をおいて学び、自己覚知を経るとともに、児童福祉施設における保育職のあり方、社会的役割と機能、ケアの対象を理解すること、養育や療育等内容と方法を身につけること。

科目のねらい
<キーワード>
児童福祉施設現場  施設の機能
利用者理解  養育内容と方法

<内容の要約>
保育所以外の児童福祉施設等における実習の事前指導として、保育実習の意義・目的、内容と課題の明確化、留意事項、実習の計画と記録を具体的に学ぶ。事後指導として、実習の総括と課題の明確化を行う

<学習目標>
児童福祉施設における保育実習の意義・目的を理解できる。
施設における実習の内容を理解し、自らの実習の課題を明確にすることができる。
実習施設における子どもの人権と最善の利益の考慮、プライバシーの保護と守秘義務等について理解することができる。
実習の計画・実践・観察・記録・評価の方法や内容について具体的に理解する。
実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、保育士の業務内容や職業倫理について理解できる。

授業のながれ
施設実習の意義〜保育実習全体における施設実習の位置・実習の経過と実習への準備の道程。施設の枠割と機能。
子どもの権利と児童福祉法・利用者理解(子どもの観察とその記録)・支援の方法(個々の状態に応じた援助や関わり)
施設における子どもの生活と環境(計画に基づく活動や援助、子どもの心身の状態に応じた生活と対応、子どもの活動と環境、健康管理、安全対策の理解)
計画と記録(支援計画の理解と活用、記録に基づく省察・自己評価)
実習計画作成
実習記録の書き方、専門職としての保育士の役割と倫理(保育士の業務内容、職員間の役割分担や連携、保育士の役割と職業倫理)
ふり返り・実習に基づく自己評価(保育者としての自身に対する自己覚知)
ふり返り・実習報告書に基づく討論とまとめ
以下なし
以下なし
以下なし
以下なし
以下なし
以下なし
以下なし

準備学習の内容・学ぶ上での注意
現場に出ていくための事前の学習と振り返りを行う授業です。休まずに出席すること。万一遅刻する場合や体調を崩して欠席する場合は必ず連絡をし、改めて授業内容を補っておくこと。実習に出かけるにあたっての課題がクリアできない場合は、実習中止とする。

事前事後 学習内容 時間数
事前 児童福祉施設設備運営基準の該当箇所を熟読し、実習先施設の法的理解を深める。 6
事前 実習先施設の属する県の施設長会等が作成する施設年報の該当施設部分を読み、理解を深めるとともに、施設実習に関する記事を読み、実習に備える。 6
事前 実習先施設の現状に応じた実習計画書を作成する。 10
事後 実習計画書に対応させた実習報告書を作成する。 8

本科目の関連科目
「保育実習TA」「社会的養護」「社会的養護内容」「社会福祉論」「子ども家庭福祉論T」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 100%
その他  0%
事後に求める実習報告書の作成と授業への参加による理解の深化によって評価する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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