科目名 造形専門研究U

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 松下 明生

テーマ
小学校学習指導要領「図画工作科」に示される内容および全体構造を理解し、造形素材、授業題材に必要な技能、技術を理解する。デジタルコンテンツ等を使い、情報通信技術を効果的に活用する技術を獲得して、授業題材の開発につながる実践を重ね、作品鑑賞をする力を身に付ける。

科目のねらい
<キーワード>
教科に関する科目  造形美術
図画工作

<内容の要約>
小学校学習指導要領「図画工作科」に示される内容および全体構造を理解し、学年に応じた造形素材、制作に必要な道具の扱い方、また指導に必要な知識と技能を習得する。造形遊び、鑑賞活動を通じて、えがく、つくるのみならず遊びや見る活動から、互いの良さに気付き感性を養う。ICTを活用する意義や理論と方法を理解して、環境構成のあり方と具体的展開のための技術を習得する。

<学習目標>
児童期における造形美術の重要性について理解し説明できる。
造形美術に関する知識をもとに児童の創造活動のための教材としてICTを活用し開発することができる。
造形美術における安全配慮と環境整備の重要性ついて理解することができる。

授業のながれ
現代美術と情報通信技術との相関(ICT活用に見る創造と造形について)
紙への表現と紙による造形@(描画活動とポップアップ・クイリング)
紙への表現と紙による造形A(デジタル技術による作品発表と鑑賞)
紙への表現と紙による造形B(造形あそび)
陶芸粘土による造形@(紐による手びねり)
陶芸粘土による造形A(細部装飾と乾燥)
木版画の基礎@(ICT技術を活用した木材の理解とアイデアの探求)
木版画の基礎A(ICT活用によるエスキースと道具類の扱い方の理解)
木版画制作(道具を使用した版彫り)
木版画の応用(多色刷り)
現代美術について(デジタルコンテンツによる研究)
立体制作@(木材と金属の制作:アイデアスケッチ)
立体制作A(木材と金属の制作:3次元理解)
立体制作B(デジタルデータによるプレゼンテーション)
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
課題ごとに関連する作品群、過去の学生による製作物などを紹介するが、自身においても画集や関連する文献などを通じ必要な事前学習を行ってから製作に取り組む態度が求められる。

事前事後 学習内容 時間数
事前 講義資料の準備と資料内容についての予習 5
事後 毎時間の講義の復習 25
事後 課題図書の購読と課題レポートの作成 20

本科目の関連科目
「図画工作指導法」「造形専門研究T」「教育方法論」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 70%
その他(授業への取り組む姿勢・制作及び美術造形への興味関心など) 30%
課題の提出(製作物・小レポート)、受講態度等から総合的に評価する。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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