科目名 | 政治学特講 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 前期開講 | 安武 裕和 |
テーマ |
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欧米諸国と日本の政治システムおよびその土台としての社会構造の違いなどを学ぶ |
科目のねらい |
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<キーワード> 日米欧比較 国家の形成過程 社会集団 政治制度 政党システム <内容の要約> 欧米日の民主主義諸国を、各国の成立に至るまでの歴史的経緯を踏まえた上で、現在の各国内を構成している社会集団などに着目しつつ、それぞれの国々の政治制度を学び、その制度下における諸政党の様相などを確認することで、各国ごとの政治システムの違いを学習する。 <学習目標> 1、現在の欧米日の各国が形成されるまでの概略を説明できる 2、各国内外に混在する様々な社会集団間の対立の構造を概括できる 3、各国の政治制度の違いについて相違点をまとめることができる 4、各国の政党システムの違いについて概説することができる 5、今後の自国の未来についての自身の考えを明確化できる |
授業のながれ |
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1.はじめに 2.各国の成立過程1(黎明期) 3.各国の成立過程2(形成期) 4.各国の成立過程3(確立期) 5.各国内の言語集団 6.各国内の宗教集団 7.各国内の中央・地方関係 8.各国間の国際関係 9.国家元首と行政権 10.下院議会の選挙制度 11.上院議会と院間関係 12.国内機構と国際機構 13.政党集団のバリエーション 14.政権構成のバリエーション 15.まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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毎回、講義の最初に「空欄付レジュメ」と「コメント用紙」を配布する。学生は講義を聴きながら空欄を埋めつつ、内容について疑問に思ったことなどをコメント用紙に記入する。その上で、教員は次週の冒頭でそれらの質問への回答をレジュメの裏に印刷した上で、口頭でも説明する。 なお、予習は不要だが、講義は毎回、「過去の講義内容を理解していること」を前提として進めていくので、復習は必須(内容確認のために、過去のレジュメを毎回持参することを推奨)。また、講義中は学生に(講義内容の理解度を確認するために)頻繁に質問するので、口頭での日本語コミュニケーション能力も必要。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 義務教育レベルで学んだ中学公民に関する知識の復習 | 15 |
事後 | 毎時間の講義の復習 | 30 |
本科目の関連科目 |
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政治学/政治学概論、政治学特論A、政治学特論B |
成績評価の方法 |
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期末試験の点数を基本とし、そこに(毎回の講義内容後に提出するコメントの内容に応じて付与される)平常点を加えて合算する。具体的には、期末試験の点数を「X(100点満点)」、平常点を「Y(75点満点)」とした上で、「X+(100-X)×Y÷100」で点数を算出する(ただし、試験に欠席した場合は「0点」とする)。 なお、期末試験は「一問一答」と「論述形式」を組み合わせた全5問(各20点)であり、全てのレジュメおよび参考書を持込可とする。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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