理学療法学研究Ⅱ

科目名	理学療法学研究Ⅱ

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
1	4	前期開講	松尾　真吾

テーマ

臨床・基礎理学療法学に関する研究を行い、根拠に基づく理学療法学体系を総合的に学ぶ。

科目のねらい

＜キーワード＞
理学療法学　　研究
根拠に基づく医療（EBM: evidence based medicine）　　運動生理学

＜内容の要約＞
「理学療法学研究Ⅰ」で学習した内容を基に、研究テーマ想定、必要論文の選択、解読、研究倫理の考察を基盤としたプロトコルの組み立てを行い、研究論の素地を形成する。さらに研究に使用する各種機器（等速性運動機器、表面筋電図、超音波画像診断装置）の活用法を習得し、研究準備・予備研究を進める。実践力育成のため、毎時間ペアワークやグループディスカッションなどを取り入れ、講義内容を踏まえた問題解決型の授業を基本とする。

＜学習目標＞
実験プロトコルの構成を理解し、組み立てることができる。
研究に必要な論文を検索し、活用できる。
各種の実験機器、研究手法（統計分析を含む）を習得できる。

授業のながれ

教員研究テーマの紹介　　　　　　　　　　　　　　　　【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
研究テーマ選定、論文検索　　　　　　　　　　　　　　【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
論文構成の理解　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
研究背景の理解と実験プロトコル設定　　　　　　　　　【事前学習】論文検索および論文内容のまとめ、【事後学習】実験プロトコルの検討
実験手法について（1）　　　　　　　　　　　　　　　【事前学習】論文検索および論文内容のまとめ、【事後学習】実験プロトコルの検討
実験手法について（2）　　　　　　　　　　　　　　　【事前学習】論文検索および論文内容のまとめ、【事後学習】実験プロトコルの検討
実験手法について（3）　　　　　　　　　　　　　　　【事前学習】論文検索および論文内容のまとめ、【事後学習】実験プロトコルの検討
実験機器の使用法（1）（等速性運動機器、表面筋電図）【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
実験機器の使用法（2）（超音波画像診断装置）【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
理学療法学研究に必要な統計学（1）【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
理学療法学研究に必要な統計学（2）【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
理学療法学研究に必要な統計学（3）【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
プログレスレポート（1）【事前学習】論文検索とプレゼンテーション準備、【事後学習】ディスカッション内容の精査
プログレスレポート（2）【事前学習】論文検索とプレゼンテーション準備、【事後学習】ディスカッション内容の精査
まとめ、研究テーマとスケジューリング【事前学習】論文検索とプレゼンテーション準備、【事後学習】研究テーマおよび実験スケジュールの決定

準備学習の内容・学ぶ上での注意

単に講義を聞くだけでは研究は行えない。論文抄読、各種レポートや発表会に積極的に取り組み参加すること。

事前事後	学習内容	時間数
事前	自身の研究テーマについて、プログレス前に予習するとともにプレゼンテーションの準備を行う。	15
事後	自身の研究テーマについて、プログレスで得た助言を整理し、関連論文を精査しながら修正を行う。	15

本科目の関連科目

基礎科目として各自テーマに関連するすべての「総合基礎科目」「専門基礎科目」「専門科目」、特に「理学療法学研究Ⅰ」、応用科目として「理学療法学研究Ⅲ」

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	0％
授業内でのレポート・課題等	100％
その他	0％

講義・課題への積極的な参加、課題レポート、定期的に行われる発表会での発表内容、課題の遂行度等を総合的に検討して評価する。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）