科目名 理学療法学研究T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 4 前期開講 松尾 真吾

テーマ
理学療法学に基づく研究法の基礎を学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
理学療法学  研究
根拠に基づく医療(EBM: evidence baced medicine)  運動生理学

<内容の要約>
2年間に履修した理学療法の知識と技術を応用し、理学療法学の卒前・卒後研究を行うための研究に関する基本的事項を習得する。研究に関する背景の把握と理解、目的の絞り方、方法の選択と組み立て、結果のまとめ方、結果に関する分析・考察法、論文の作成方法などについてプログレスでの発表やディスカッションを通じて学ぶ。

<学習目標>
理学療法学研究の定義、意義、理論、倫理について系統立てて述べることができる。
研究に関する実験計画、方法の選択と組み立て、データ分析、文献的考察のエッセンスを述べることができる。
論文作成方法のエッセンスを述べることができる。
比較的簡単な論文について批判的に吟味することができる。

授業のながれ
理学療法研究法概論                       【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
基礎研究と臨床研究、エビデンスと研究デザインについて      【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
リサーチクエスチョン、PECOについて               【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
3つのバイアスについて                 【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
ヘルシンキ宣言および研究倫理の原則と配慮すべきことについて 【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
研究テーマの探し方、研究・実験計画の立て方 【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
研究結果のまとめ方と発表の仕方 【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
論文作成方法について        【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
統計解析の基礎(1)        【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
統計解析の基礎(2)        【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
具体的な文献検索と文献検討:クリティカルリーディング(1) 【事前学習】論文検索とプレゼンテーション準備、【事後学習】論文の再検索
具体的な文献検索と文献検討:クリティカルリーディング(2)   【事前学習】論文検索とプレゼンテーション準備、【事後学習】論文の再検索
具体的な文献検索と文献検討:クリティカルリーディング(3) 【事前学習】論文検索とプレゼンテーション準備、【事後学習】論文の再検索
理学療法における研究限界と将来展望      【事前学習】事前配布資料の確認、【事後学習】講義内容の復習
まとめ・卒業研究のオリエンテーション 【事前学習】プレゼンテーション準備、【事後学習】講義内容の復習

準備学習の内容・学ぶ上での注意
単に講義を聞くだけでは研究は行えない。論文抄読、各種レポートや発表会に積極的に取り組み参加すること。

事前事後 学習内容 時間数
事前 自身の研究テーマについて、プログレス前に予習するとともにプレゼンテーションの準備を行う。 15
事後 自身の研究テーマについて、プログレスで得た助言を整理し、関連論文を精査しながら修正を行う。 15

本科目の関連科目
基礎科目として各自テーマに関連するすべての「総合基礎科目」「専門基礎科目」「専門科目」、応用科目として「理学療法学研究U」「理学療法学研究V」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 100%
その他  0%
講義・課題への積極的な参加、課題レポート、定期的に行われる発表会での発表内容、課題の遂行度等を総合的に検討して評価する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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