科目名 基礎バイオメカニクス

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 岡川 暁

テーマ
日常生活における身体の"動き"を探る。

科目のねらい
<キーワード>
機能解剖学  KineticsとKinematics
神経生理学  エルゴノミックス(人間工学)

<内容の要約>
日常生活場面では、さまざまな”動き”が見られる。本講義では、身体の構造・機能とからだの"動き"の関わりを、からだの"つくり"の側面から探り、その上でからだの"動き"における神経と筋肉の役割を探る。さらに、日常生活場面での”上手な動き・下手な動き”、”怪我のない安全な動き”、”疲れない効率的な動き”、他を探る。

<学習目標>
運動の力学的側面、及び神経生理学的側面に対する理解を深めることができる。
身体の構造・機能と日常生活場面での”動き”との関わりが理解できる。
動きの発達と老化についての理解ができる。

授業のながれ
からだのつくりを俯瞰する : 上肢と下肢は同じ構造? レオナルド・ダ・ヴィンチの目に映ったものは?
機能解剖学1 (解剖学のきまり・用語)
機能解剖学2(上肢のつくり、動き)
機能解剖学3(下肢のつくり、動き)
機能解剖学4 (体幹のつくり、動き)
からだの動きと力学
からだのつくりの弱点と使いすぎ症候群 その1 (肩・肘)
からだのつくりの弱点と使いすぎ症候群 その2 (膝・腰・足)
筋肉 その1 (筋の構造)
筋肉 その2 (筋力)
筋肉 その3 (神経生理)
筋肉 その4 (筋線維組成)
反射のはなし その1 日常生活動作における伸張反射の有用性とは
反射のはなし その2 姿勢反射とは
立つ動作と歩く動作を考える -直立姿勢の保持における伸長反射の役割、直立2足歩行に関わるあれこれと老化の影響-

準備学習の内容・学ぶ上での注意
三角関数および力学(ともに高校程度)を復習して、よく思い出しておくこと。

事前事後 学習内容 時間数
事前 高校数学(三角関数) 1
事前 高校物理(古典力学) 1
事後 解剖全般 1

本科目の関連科目
医学一般1、生理学

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
筆記試験を行う。また、毎回ミニレポートをかいていただく。これは、受講者の意見・経験等を書いていただくためなので、予め了承されたい。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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