科目名 | 公共経済学U |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 後期開講 | 鈴木 健司 |
テーマ |
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市場メカニズムを補う政府の役割を考える |
科目のねらい |
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<キーワード> 政府の役割 租税と公債 所得再分配 <内容の要約> 公共経済学Uでは、公共サービスを提供する政府の経済活動の特徴を学習し、それが消費者、生産者、市場にどのような影響を与えるかを分析する。授業では政府の経済活動のうち、所得再分配政策、租税政策を取り上げて効率性や公平性の観点から分析を深め、新聞やニュースで取り上げられることの多い政府の経済活動の問題点について議論できる知識の習得を目標とする。 <学習目標> 市場メカニズムの性能と限界を説明できる。 政府の財源調達の特徴を説明できる。 政府の所得再分配政策についての議論ができる。 |
授業のながれ |
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公共部門の経済活動 パレート効率性(1)消費の効率性 パレート効率性(2)生産の効率性 政府による所得再分配政策(1)効率と公平 政府による所得再分配政策(2)再分配政策 政府活動と財源 消費課税の経済効果 所得課税の経済効果 利子課税の経済効果 資産課税の経済効果 最適課税の理論 公債の経済理論(1)公債の中立性 公債の経済理論(2)課税平準化理論 選挙と投票 まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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公共経済学Tをすでに履修していることが望ましい。公共経済学では、ミクロ経済学とそれに関連する数学の知識を使用するため、講義を受ける前に復習しておくと講義内容の理解の助けになる(事前準備)。講義の時間以外もレジュメを読むなど予習・復習をすること。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 次回の講義の予習 | 15 |
事後 | 授業内容の復習と宿題 | 30 |
事後 | テストに向けての学習 | 15 |
本科目の関連科目 |
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本科目は、「公共経済学T」「ミクロ経済学」「財政学」「環境経済学」と関連する。また、授業では1次関数、2次関数、簡単な微分などの数学知識が必要なので、「経済経営のための数学」の復習をしてもらいたい。 |
成績評価の方法 |
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@毎回の授業終了後のミニレポート(15点)、A中間レポート(20点)、期末試験(65点)の合計100点で成績を評価する。ただし、授業態度によって減点を行う場合がある。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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