科目名 社会福祉と権利擁護

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 明星 智美

テーマ
「権利擁護」に関する法制度を学び、権利擁護実践における社会福祉専門職の役割を明らかにする

科目のねらい
<キーワード>
社会福祉  権利擁護

<内容の要約>
社会福祉の諸サービスを必要とする人々の生活実態等から、社会的排除や権利侵害の状況の理解を図り、社会福祉領域における権利擁護実践が必要とされる背景を明らかにする。また、成年後見制度や虐待防止法など、権利擁護実践のための法制度の枠組みを整理したうえで、地域における権利擁護実践のイメージの具体化を図る。グループ討議等により、権利擁護実践における専門職の役割とは何かについて、各人の考えを整理し、言語化できることをめざす。

【日程・スクーリング会場】
https://www.nfu.ne.jp/open/image/lesson/schooling_schedule.pdf
  ※変更の場合は随時お知らせします

<学習目標>
@社会福祉領域における権利擁護実践が求められる社会状況を説明することができる。
A権利擁護実践のための法制度の枠組みを説明することができる。
B権利擁護実践における社会福祉専門職の役割を考え、説明することができる。

授業のながれ
『スクーリング科目概要』を参照

準備学習の内容・学ぶ上での注意
社会福祉や保健・医療現場で働いている人は、職場において権利擁護が問題となる具体的場面を考えてほしい。これからこの領域で働くことを考えている人は、今後就きたい職種に関して、権利擁護の視点からどのような実践をしていきたいかを考えておいてほしい。あるいは、地域に暮らす市民の立場で、権利擁護実践を身近なものとして考える姿勢をもって受講してほしい。 本スクーリングは、学生相互の学び合いのグループワークを中心とするアクティブラーニング型授業を行う。受講者には、能動的な参加(グループでの討議、プレゼンテーション等)を求める。

事前事後 学習内容 時間数
事前 事前課題を提示するので、スクーリング当日に作成した課題を持参すること。事前課題の詳細は、「科目ホーム」に提示するが、新聞記事等から、人々の権利が侵害され、権利擁護実践が必要であると考える事例をとりあげることを予定している。 10
事前 推薦図書を一読しておくことをお勧めする。 10
事後 興味をもった講に関して学習を深める。クラスルームへの投稿を歓迎する。 10

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 80%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他(事前課題10%、スクーリングへの参画状況10%) 20%
科目修了試験はレポートにより行う。権利擁護実践における社会福祉専門職の役割について、授業内容を正しく理解できているものを合格とし、論拠を示しながら自分で考えた内容を具体的に述べているものをA評価とする。 評価基準はA(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。 また、事前課題、スクーリングへの参画状況も評価対象とする。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2021 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。